SELCAM:中国瀋陽 SLYJETの両面機を取り扱い

中国瀋陽の SKYJETが開発生産しているテキスタイル用両面プリント機を、プリンター販売店大手のセルカムが取り扱うということで、羽田のショールームに実機を見学に行ってきました。私自身は瀋陽の SKYJETとは20年にも亘る長い付き合いで書きたいことも沢山あるのですが、それは次回(連休明け)に書こうと思います。まずは本日見てきたマシンの動画・画像速報です。

そもそも「テキスタイルの両面プリント機」とはなにか?下の動画をご覧ください。

これは 2018年 9月上海開催の ITMA ASIAでの動画です。瀋陽の SKYJETはかねてから一貫して両面同時プリントに強みがあり、テキスタイル機にもその技術蓄積を応用したものです。印刷業界用語の「表裏の見当を合わせる」のを得意としており、それが SKYJETが、多くの中華プリンターメーカーと一線を画すキモとなっています。

プリントキャリッジは2つあり、それぞれが両面の裏と表を分担します。まず最初に2段の上にあるキャリッジで「裏」をプリントします。そして、それが粘着剤を塗ったベルトに自動的に貼り付けられます。

下のキャリッジには照明装置とカメラが付いており、上のキャリッジでプリントされ、ベルトに張り付いたイメージを「裏から」読み取り、そこで表側にプリントするデータの位置やタイミングを補正します。

↓↓ 図柄の前の文字データは「位置補正・タイミング補正用」のデータです。

SKYJETについては連休明けにもう一本記事をアップ予定です。

セルカムの東京支社は羽田空港至近の複合施設に移転し、いい感じです!

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