各社の四半期決算・本決算が始まりますね

さて年が明けて、1月も終わりに近づき、これから2月の中旬にかけて上場各社の決算発表が続きますね。4月~3月期の大方の日本企業は第3四半期決算、キヤノンやローランドDGのような暦年決算企業は本決算ということになります。

キヤノンは本日(1月27日)の発表ですが、既に右のようなニュースが流れています。一瞬勘違いしたのですが、本日発表の2021年暦年の実績のことではなく、同時に発表する2022年暦年見通しが、本日発表の2021年実績に対して2割の増益の予想!・・・ということなんですね、紛らわしい(笑) トップライン(売上高)はどのくらい伸びる予想なんだろう?

それと、この時期もうひとつ、目立たないなりに注目すべきことは「業績予想の修正」ですね。四半期決算の決算短信には「今年度の業績予想」(売上高・営業利益・・・)を開示する義務がありますが、ここで下方修正するというのは結構カッコ悪いことなんです。そこには数字と並んで「直近の予想からの変更の有無」=有るか無いかを明記しなけらばなないのですが、ここで「有」と書くのを避けるために、四半期決算の少し前に予想の修正を目立たないように発表してしまおう・・・というものです。まあ、バレますけどね(笑)

この「年間業績予想の推移と差分」を追いかけることによって、その企業のホンネをある程度推測することが可能であることを、3か月前に記事にしました。
業界各社 2021年度上期決算発表状況(1)

この時期というのは、企業サイドには結構微妙なバランス感覚が求められます。第3四半期といえば、年度は残り3か月、決算発表のタイミングからは残り2か月・・・ここに来て年間予想をハズすようでは管理体制に疑問符がつきかねません。一方で、4月から始まる新年度の予算策定作業が白熱している時期で、そことの兼ね合いも考えなくては・・・余裕があれば(隠せるので(笑))いいのですが、無ければアタマが痛いところです。注目して見ていこうと思います。

関連記事

ページ上部へ戻る