- 2026-6-10
- イベント参加報告
Interpack速報(5):デジタルプリント関連(1)Hall8bからの続きです
我々の関心のあるインクジェットによる包材印刷の出展社は Hall8a/8bに集中していました。drupaでも一番馴染みのあるホールですね。今回は Hall 8aです
【8a館】
【富士フイルム】
Interpackは前職現役時代から毎回ずっと追いかけています。最近では 2017年に HPが大プレゼンスを誇示していました。2020年はコロナで流れ、2023には富士フイルムが大躍進し全出展社の中でも随一の存在感を誇示していました。
前回の富士フイルムのブースの様子をアップしておきます。
その記憶があるだけに、今回の富士フイルムブースはちょっと拍子抜けではありました。実機は一台も出さず例の模型を置いているのみ、商談コーナーもシンプルで正直申して省コストが透けて見えました。前回は Dimatixのヘッドや SambaJPCのユニットなどを含め全ラインアップを展示していたのが、今回はそういうものも見られません。
富士フイルムは欧州でインクジェット機器の販売戦略を見直しているようです。そのあたりについて Geminiに事情を聴いてみました。尚 AIはまことしやかなウソをつくことがあります。不正確な記述は修正しますのでご連絡ください。
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- 商業印刷用プロダクション機
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- Jet Press 750S(B2サイズ対応枚葉インクジェットデジタルプレス)
- Jet Press 1160(連続給紙型インクジェット輪転機)
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- ワイドフォーマット(大判)インクジェット機
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- Acuity Prime(フラットベッドプリンターシリーズ)
- Acuity Ultra(スーパーワイドロールtoロールおよびハイブリッドプリンターシリーズ)
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- 商業印刷用プロダクション機
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- 価格圧力と市場の成熟: 大判インクジェット市場(Acuityシリーズなど)は近年成熟期に入っており、中国メーカー等の台頭により価格圧力が非常に高くなっていました。
- 継続的な収益性の問題: Jet Press 750Sなどの商業用デジタル印刷システムにおいても、収益性を確保することが継続的な課題となっていました。
- 成長分野へのリソース集中: 富士フイルムはインクジェット市場から撤退するわけではなく、今後は軟包装(パッケージ)向けプリンター(Jet Press FP790)や、水性UVインク技術(Acuity Triton)など、独自の競争優位性があり、より高い利益と成長が期待できる戦略的セグメントにリソースを集中させるとしています。
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【エプソン】
包装業界には疎い私の目からどうということのない展示に見えてしまいましたが geminiによれば大変高い評価を得ています。嘘をつくこともありますが(笑))
ドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大級の包装産業見本市「interpack 2026」において、Hall 8a(スタンドD48)に出展したエプソン(Epson Deutschland GmbH)の評判・評価は非常に高いものでした。
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- 評価ポイント: 1秒間に最大300mmの高速印刷と、600×1200 dpiの高解像度を両立している点が、現場の生産性向上に直結すると評価されました。
- メリット: 必要な時に必要な分だけ自社でカラーラベルを発行できるため、余剰在庫(廃棄包材)を減らし、環境規制(PPWR等)に適合しやすい仕組みとして注目を集めました。
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- Loftware(ロフトウェア)との連携: Loftwareの発表によると、エプソンブースにおいて「クラウド基盤のラベル管理とオンデマンド印刷の融合」を提示しました。データの散在による誤印刷やコンプライアンスリスクを排し、サプライチェーンの追跡性(トレーサビリティ)を劇的に高める手法として、多くのサプライチェーン専門家が足を止めました。
- Rottaprintとの協業: ドイツのパッケージ専門コンサル・パートナー企業であるRottaprint等とも共同でブースを盛り上げ、会期終了後には「インクジェット技術による最新のカラーラベル印刷から個別最適化されたソリューションまで、連日多くの刺激的な対話が生まれ、非常に成功を収めた」との総括が報告されています。
ここでキーワードとなっている「PPWR」と「EPR」について追加で Geminiに訊いてみました
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- 正式名称: Packaging and Packaging Waste Regulation
- 日本語訳: 包装および包装廃棄物規則
- 概要: EU(欧州連合)全域に直接適用される、包装資材に関する厳格な法律です。
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- 2030年までの完全リサイクル化: EU市場に流通するすべての包装は、2030年までにリサイクル可能でなければなりません。
- 過剰包装の禁止(空間率の制限): 箱の中の無駄な隙間(空気)は最大40%までに制限され、中身に対して大きすぎる箱や過剰な緩衝材は違法となります。
- 再生プラスチックの使用義務: プラスチック包装に対し、一定割合以上の再生プラ(PCR材)の使用を義務付けます。
- 使い捨ての禁止と共通ラベル: 一部の使い捨てプラスチック包装が禁止されるほか、消費者が分別迷わないための共通識別ラベルの表示が義務付けられます。
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- 正式名称: Extended Producer Responsibility
- 日本語訳: 拡張生産者責任
- 概要: 製品の「製造・販売ステージ」だけでなく、それが「廃棄・リサイクルされるまでの全ライフサイクル」に対してメーカーが物理的・金銭的責任を負うという世界的な法原則です。
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- ゴミ処理費用の負担: これまで自治体(税金)が担っていた家庭ごみの回収・分別・リサイクル費用を、パッケージを市場に投入したブランドオーナーや企業が負担(EPR手数料を支払い)します。
- エコモジュレーション(料金の連動): リサイクルしにくい複雑な複合素材やプラスチックはEPR手数料が高くなり、リサイクルしやすい単一素材(モノマテリアル)や紙は安くなるよう優遇措置が取られます。そのため、企業は設計段階から見直しを迫られます。
- 世界的な義務化: EUはもちろん、英国、アメリカの主要州(カリフォルニアなど)でも急速に法制化と運用が始まっています。
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- PPWRのルールに従って「極限まで薄く、隙間のない、リサイクル可能な紙やモノマテリアル資材」に切り替えなければならない。
- EPRの費用を抑えるために、可変(バリアブル)コードなどを印刷して「追跡可能性(トレーサビリティ)」を担保し、リサイクル率を証明しなければならない。
【スクリーン】
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- Truepress PAC 520P: 紙軟包装向けのデジタルインクジェット印刷機。環境配慮型の水性顔料インクを使用しており、サステナビリティと実用的な量産性を両立するソリューションとして実機デモが行われました。
- Truepress PAC 830F: 軟包装パッケージ用のデジタル印刷機。実際にスーパーマーケット等で陳列されているパッケージ事例などを紹介し、デジタル化による小ロット・多品種化のメリットを提示しました。
- Truepress LABEL 350UV SAI: 世界で300台以上の導入実績を誇るラベル向けモデル。作業の自動化やエンド・ツー・エンドの統合による生産性向上をアピールしました。
- CGS ORIS社のワークフロー: 子会社のカラーマネジメントツール「PRESS MATCHER」や「Ink Saver機能」により、高い品質の維持とインク使用量削減によるコストダウンの両立をデモンストレーションしました。
Interpack速報(7):デジタルプリント関連(3)に続きます


























