- 2025-9-26
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メクレンブルク=フォアポメルン州のガーデブッシュ Gadebusch をご紹介します。
場所はシュヴェリーン・ヴィスマール・リューベックという当時の大都市に囲まれた三角形の中にあります。ついでなのでいずれ行く Rehnaと Grevesmuehlenにも丸で印をつけておきますね。Gadebusch?どこだ、それ?(笑)はい、非知名度は★★★でいいでしょう。
Wappen | Lage | Data |
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紋章の説明:右側には、金色の王冠をかぶった黒い雄牛の頭部が、赤い口を開け、銀色の歯、突き出た赤い舌、7つの尖った首の毛、銀色の角とともに描かれている。左側には、3つの尖った葉を持つ緑色の茂みが描かれている。
紋章の由来: ガデブッシュ最古の市印章(13 世紀前半の盾型)には、メクレンブルク家の支配の象徴である、王冠のない牛の頭が描かれています。14 世紀前半に初めて刻印された SECRETVM CONSVLVM GODEBVZ の印章には、首の毛皮と、その横に三つ又の葉を持つ木(茂み)が描かれた、冠を戴いた雄牛の頭部が描かれています。1618年に市庁舎に掲げられた完全な紋章は、分割された盾の前面にメクレンブルク州の牛の頭、背面に引き抜かれた菩提樹の木が描かれています。しかし、シュヴェリーン城の紋章のデザインは、前述の秘密の印章の図柄がモデルとなっています。第二次世界大戦後、ガーデブッシュは 1618年の紋章デザインを踏襲して、分割された盾の前面にメクレンブルク州の黒い雄牛の頭、背面に銀色の引き抜かれた緑色の菩提樹の木をあしらった紋章を採用しました。1997年には、1858年に定められた形に復元されました。この紋章は、メクレンブルク王家の紋章である雄牛の頭と、この町の名前に由来する「茂み」という象徴的な要素を組み合わせています。牛の頭は領主を意味し、後の印章から採用された茂みは、この町の名前の末尾の語源を民衆的に解釈したものです。ただし、この地名はスラブ語に由来し、人名(ゴデブジの土地)から派生したものです。この紋章は、1858年4月10日にフリードリヒ・フランツ2世メクレンブルク=シュヴェリーン大公によって制定され、1997年に旗の認可に伴い再設計され、メクレンブルク=フォアポンメルン州紋章登録簿の133番として登録されました。
独語 Wikipedia
自治体の公式サイト
メクレンブルグ=フォアポメルン州の案内サイト
Liste der Baudenkmale in Gadebusch
おお!いきなり鉄ちゃん心を鷲掴みにしてくれますねえ!古典的な車用の展示と、それがレストランになっています!
Salonschlafwagen 6150 70-80 106-8 aus dem ehemaligen Regierungszug der DDR
東ドイツの政府指導部は、ヴァルター・ウルブリヒト時代もエーリッヒ・ホーネッカー時代も、さまざまな装備と用途のサロンカーを所有していました。
政府に加えて、さらに 2 つの省庁が、ドイツ帝国鉄道にサロンカーを調達しました。それは、交通省 (MV) と国防省でした。
第二次世界大戦後、最初のサロン車は1966年にドイツ帝国鉄道でヴァルター・ウルブリヒトのために新たに製造されました。同年、2台目の車両が製造されました。1969年から1985年にかけて、党および国家指導部、そして前述の省庁のために、さまざまな装備を備えた70台もの車両が製造されました。車体の骨組みは、軽量鋼構造で製造された自立型の溶接構造です。台車のフレームは車体と一体となっており、チューブ構造の原理に基づいて設計されています。
車両は当初から、軌間1435 mmのRIC路線および軌間1524 mmの旧ソ連路線での使用を目的としていました。そのため、通常、各車両には、Görlitz V型標準軌台車1セットとKWS-ZNII型広軌台車1セットが装備されていました。
車両には、十分な容量の冷水および温水設備が備わっていました。ごく一部の例外(例えば、サロン・食堂車、付き添いおよび乗務員用の寝台車など)を除き、車両には空調設備も備わっていました。暖房には、蒸気またはボイラー室に設置された石油ヒーターで選択的に作動する対流式温水暖房が採用されました。電気設備は、390 Ah バッテリーを備えた 110 V システムで構成されていました。シェーバーおよび清掃用コンセントは 220 V で供給されていました。外部電源により、バッテリーの充電と、停止時のシステム全体の稼働が可能でした。
ワゴン・リ(Wagons-Lits)社の寝台車ですね。外に展示するとどうしても長い期間では塗装が劣化していきますね。これを定期的にメンテするのは結構オカネかかるんだろうなあ。いっそ屋根を付けて展示ホールにしたらいいんだろうけど、それはそれで個人でやるのは至難でしょうねえ
やはり・・・恐れていたこと・・・というか予想されていたことが起こってしまいました。2025年12月27日でこの列車レストランは閉店するんだそうです。日本でもたまにこういう形式のレストランや宿泊施設を見かけることがありますが、外部に雨風ざらしになっている車両の維持メンテが一番気になりますね。こういうの、公共施設として別の形で保存運営できないものですかねえ・・・
Liebe Gäste!
am 27. Dezember 2025 schließt die Station Burgsee Restaurant GmbH sowie das Schlafwagenhotel Gadebusch für immer seine Türen.
Bis dahin bestätigte Veranstaltungen und Reservierungen werden selbstverständlich in gewohnter Weise und Qualität durchgeführt.
Bitte nutzen Sie die verbleibende Zeit, um Ihre Gutscheine einzulösen und noch einmal die unvergleichliche Atmosphäre zu genießen.
Das gesamte Team vom Station Burgsee Restaurant möchte sich bei allen Gästen, Freunden und vor allen unseren langjährigen Stammkunden und Wegbegleitern ganz liebevoll für Ihr Vertrauen und die gemeinsamen Stunden bedanken.
Eventuelle Rückfragen richten Sie bitte per Mail an uns info@station-burgsee.de
Wir blicken zurück auf eine wundervolle Reise und freuen uns auf die verbleibende Zeit mit Ihnen.
Ihr Team der Station Burgsee
お客様各位
2025年12月27日をもって、ステーション・ブルクゼー・レストラン社および寝台ホテル・ガデブッシュは閉店いたします。
それまでに確定したイベントおよびご予約は、もちろん従来どおりの方法と品質で実施いたします。
残りの期間、ぜひご利用券をご利用いただき、比類なき雰囲気をもう一度お楽しみください。
ステーション・ブルクゼー・レストランのスタッフ一同、お客様、ご友人、そして何よりも長年にわたりご愛顧いただいた常連のお客様、そして共に歩んでくださった皆様のご信頼と、共に過ごした時間に心から感謝申し上げます。
ご不明な点がございましたら、info@station-burgsee.de までメールでお問い合わせください。
私たちは素晴らしい旅を振り返り、皆様と過ごす残りの時間を楽しみにしております。
ステーション・ブルクゼーのスタッフ一同
★★★ガーデブッシュ Gadebusch -2- に続きます