- 2024-11-7
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★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -11- からの続きです
聖マリエン教会は、メクレンブルク州のノイブランデンブルクの主要な教区教会だった。 第二次世界大戦の終結直後の 1945年 4月に大規模な破壊を受けたが、2001年までにノイブランデンブルク・コンサート教会として再建された。 国際的に有名なコンサートホールであるだけでなく、北ドイツのレンガ建築の証でもある。 特に、その東の切妻は、レンガゴシックの最初のハイライトのひとつと考えられている。1980年代に再建された教会の塔は高さ90メートルで、ノイブランデンブルクで最も高い建造物である。(独語 Wikipedia)
この教会は、泊まっていたホテルから周辺の街歩きをするために駅に向かう「通勤途上」(笑)に位置していたので、朝晩に気になって結構同じアングルで写真を撮っています。塔がある部分は博物館になっていて、この教会の歴史や構造などが詳しく解説されています。
その中の一つに、北ドイツ・バルト海沿岸における「Bachsteingotik」の解説があります。実はこの展示を見て「やっぱりポーランドに行かなきゃ!」と意を固めたのです。ここに来るまでは、ウクライナにおけるロシアの侵略戦争が大きく報じられており、なにやらロシアと国境を接する国への渡航にはリスクがあるような雰囲気でありました。が、実際にこのあたりまで来ると「まあ、大丈夫かな」という感触が掴め、やはりここまで来たのならポーランド、すなわちポメルンや東プロイセンに行って見なきゃ!という想いが強くなったのです。
塔の展望台に上るのは結構な苦労が伴いますが、いくだけの価値はあります。フラットな地形だけに四方の眺めが素晴らしいです!4つの城門も見渡すことが出来ます。
この教会は、現在は所謂宗教行事は行われてはおらず、そのホールを活用してコンサートホールとして生まれ変わっています
★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -13- に続きます