LIGNA:木材・建材に関する大規模展示会(5)

LIGNA:木材・建材に関する大規模展示会(4)からの続きです

最後にマーキング(MK)分野です。材木に識別記号・番号を付けるのは、まあ当たり前に想像できますね。別に木材産業に限ったことではなく、コーディング&マーキングはありとあらゆる工業の生産現場で必要とされています。その中で、分野によって現場の状況や対象物が異なるので、それに合わせた工夫がなされています。各分野のキーテクノロジーではありませんが、それでも必須のプリントです。

REA (独:ミュールタール・・・フランクフルトの近く)

知る人ぞ知るドイツのマーキング機器専業メーカーです。日本では大阪の「アルマーク(ALMARQ)」社が代理店となっています。西川さん、元気ですか?(笑)

いろいろ話を聞いていたら、こんなお邪魔虫が(笑)元 Keypointintelligenceで、今は富士フイルム USAの Ron Gilboa氏です。彼も LIGNAを視察していたようですが、流石鼻が利きますねえ(笑)

EBS(米国:イリノイ州)

以上、ドイツの木材産業関連大展示会「LIGNA」に姿を見せているインクジェットの応用に関しての報告でした。SDGsの流れで、森林伐採の代替としてのプリント技術(DP)・エンボス(テクスチャリング)技術の進化が期待されています。ラミネート紙へのプリント(LM)は次工程であるフェノール含侵工程が連動しない限りは厳しいのかなという感触です。

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