【今更訊けない「プリント・オンデマンド・ビジネス」】

4月5日(水曜日)、TKPカンファレンスセンター市ヶ谷(JITF2022の開催場所です)に於いて『今更訊けない「プリント・オンデマンド・ビジネス」』を開催しました。50名限定で、参加費は 33,000円(税込)と、一般に参加費無料や比較的安価な勉強会と比べ高目の設定でしたが、参加された皆様からは「それだけの価値はあり、非常に有意義だった」と大変ポジティブなフィードバックを頂きました。

50名と人数を絞り、13:30~18:30と実質 5時間に及ぶ長丁場で、2日前に欧州の現場から持ち帰ったばかりの最新情報のシェア、質疑への徹底した応答、持参 PCにてオンデマンドビジネスサイト構築実習、交流会など、これまでの勉強会とは一味も二味も違った濃密な時間を持てたことが、参加者の皆様の満足度が高かった背景かと思う次第です。

なお、今回約 50名の参加者は約 1/3が印刷業、2/3がメーカーとなかなかいいバランスで、それぞれの立場・視点でなんらかのヒントを得て頂けたようです。とはいえ、こういう機会もなかな有るものではなく、また大手メーカーでも参加者は1社あたり1~3名でした。ということで、「もっと大勢の社内関係者に聞かせたい」「今回は参加できなかったが是非聞きたい」「関西や地方なので参加が叶わなかった」・・・という皆様に「出張プレゼン」を考えています。こちらからお問い合わせください。

【佐川印刷:佐川社長による「デジタルプリントJDFコンソーシアム構想」】

今回のワークショップの中で、印刷工場としての佐川印刷の佐川社長から「デジタルプリントJDFコンソーシアム構想」をプレゼン頂きました。同社はオフセット印刷を本業としつつ、数々のデジタルプリンターを導入して多角化を図っていますが、その中で従来の JDFが必ずしも小ロット・オンデマンドプリントに最適ではないことも感じており、現状のデジタルプリンターメーカーのスタンスにも満足はしていないようです。

よく、印刷業の方が「メーカーはちっとも分かっていない」というボヤキを発しておられるのを耳にしますが、大野的には「ボヤくだけではなんも変わらんではないの?メーカーを動かしてそこを分かって&変えてもらう努力してんの?」と思えてしまいます。佐川さんは、まさしくそこをやろうとしているのです。

印刷業者が音頭を取って、現状の問題点を公開して、メーカーに一緒に考えてもらう・・・まあ、普通に当たり前のことに思えますが、この当たり前がこれまでできていなかった・・・これはやかり画期的な動きでしょう!お問い合わせ頂ければ佐川さんに繋ぎます。

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