- 2022-1-24
- ブログ
街歩きの画像をアップします。日付は 2019年 11月 16日です。駅から約 1km、ヴェーザー川に架かる Weser Brückeを渡って旧市街に入り、来た道(Kaiserstraße)の延長で Bäckerstraßeを歩きます。
歩いているときにはさほど気にならなかったのですが、今改めて航空写真を眺めてみるとコンクリートの四角い建物が散見され、瓦屋根の家が密集しているという体ではありません。被爆撃都市鑑定士(笑)の目から見ると、爆撃による破壊を受けたことは明らかですが、旧東独のように、その際に破壊された歴史的な街並みを撤去して安っぽいコンクリートビルに建て替え、また残った家並みも補修資材が供給不足で廃墟化していった・・・それとは事情がかなり異なるようです。復旧できるものに関しては可能な限り元の姿に復元する、新しいビルを建てる場合にも周囲との調和を図る・・・等といった余裕があった旧西独事情が、街歩きをしても特段の違和感を感じさせない背景なのでしょう。
↓↓町の手前の橋からヴェーザー川の上流を眺めると、靄の向こうにポルタ・ヴェストファリカにヴィルヘルム皇帝記念碑が見えます。
↓↓クリックするとスライドショーになります
↓↓Bäckerstraße 正面突き当りに「ヴェーザールネサンス様式」の建物が見えてきます。
↓↓Bäckerstraße 正面突き当りは「Scharn(シャーン、シャルン)という名の小さな広場ですが、そこに面してこの建物が建っています。一階にはカフェが入っています。左の建物はコンクリート製で・・・このあたりも爆撃を受けたと見えます。
↓↓上の建物に突き当り左に折れるとマルクト広場ですが、ちょっと右に折れて聖マリア教会(St.Marien)を見に行きます。独語 Wikipediaによれば「聖マリア教会は、東ヴェストファーレンのミンデンに建てられた教会で、10世紀末にミンデンに設立された聖マリア修道院にその起源を発している。1022年頃、教会の建設が始まり、少しずつ拡張されていった。当初はまだ塔がなかったが、後に実際の教会の西側に建てられ、宗教改革以来、プロテスタントの教区教会として使用されている。」とあります。
★★★ミンデン Minden -5- に続きます