転ばぬ先の杖:セキュリティとクラッシュ対策

この三連休は、パソコンのクラッシュ対策、データの退避、加えて前項で書いた「Open Bug Bounty」なるセキュリティ脆弱性の指摘対応などに追われて、とでも休みどころではありませんでした。原発建設に津波を想定していなかった、いや想定はしていても対策を怠っていた政府を批判出来ません。今回いろいろと「ヒヤリ、ハット」が有ったので、出来る限りの対策をしてみました。

まずは、最近こういう画面が出たり、ブルースクリーンが出たり、夜中に PCが勝手にリセットされたりするようになりました。私の PCは所謂メーカーブランド品ではなく、ドスパラというショップ系のやつです。メーカー品は電話での対応がイライラさせられる(・・・というか、サポート電話がまず繋がらない)ので、ショップの支店に持ち込めばその場で修理対応してくれるのでドスパラ機を選択しています。宣伝費は貰っていませんが、少なくとも八王子店のサポートは紙対応です。

無償診断や修理をしてもらうための保険にも加入しています。今回のはメインボードの故障とウィンドウズの何らかのファイルが壊れているという2通りの可能性があり、そこを特定して修理するには専門部門へ送付して一週間ほど預かることになるとのこと!しかし、1月は重要なウェビナーをいくつか企画しており、一週間も PCが使えないと仕事にならない・・・ということで、やむなくもう一台新品を購入しました。しかし、まあ商売道具なのにバックアップ機を持っていなかった今までの方が怠慢だったと反省し、納得することにしました(笑)まあ、それでも同じ環境に設定するのはそれなりに期間がかかるもんですね。

次にデータを退避させます。実はこれまでの経験からウィンドウズ PCの Cドライブには自分で作成した重要なデータは保管せず、外付け HDDに保管して、それを更に家庭内 LANに接続した NAS(Network Attached Strage)に定期的にバックアップしています。また NASもミラーリングしてクラッシュに対応しています。ただ・・・考えてみれば木造家屋の我が家が火事になれば両方ともダメージを受けるわけで・・・その時への備えとしてクラウドにも保管しておくことにしました。また自分のデータは外付け HDDでも、アプリが勝手に生成するデータ(住所録とか、ZOOMのログなど)は Cドライブにできるので、これも対比させます。

仕事のドキュメント類はそもそも Microsoftの OneDriveというクラウドに全て置いてあるのですが、例えばドイツのブログなどに使用しているような膨大なデジタル画像や、スキャナで銀塩写真から取り込んだ画像類などとても失えないデータがかなりあるのです。推奨の 200GBではとても足りないので 2TBのを契約しました。年額 13,000円はそれなりの出費ですが、まあ 80歳までとして 10年分で 130,000万円と考えると「まあ、そんなもんか」と、これも納得(笑)


そして月曜日はこんなメールで、サイトを構築してくれた専門家に連絡して、出来る限りのセキュリティ強化対策を・・・とんだ三連休でした。

皆様も仕事に趣味に PCを活用されていることと思いますが、ヒヤリハットのうちに、是非最悪を想定した対策をしておかれるようにお勧めします

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