- 2021-5-28
- Nessan Cleary 記事紹介
Gallusは、デジタル印刷へのアプローチを見直し、ハイブリッドインクジェットラベル印刷機「ラベルファイア Labelfire」の 4つのバリエーションを、新ブランド「ラベルファイア ダイヤモンドコア Labelfire Diamond Core」として提供します。
「ダイヤモンドコア」は、インクジェット印刷ユニットの名称で、従来の「ラベルファイア」と同様、Dimatix Sambaプリントヘッドを採用しています。この Sambaヘッドは 1200dpiの解像度を持ち、プリントユニットはカラーでは基材に応じて最大 70mpmの速度を出すことができますが、ホワイトでは 47mpmに低下します。印刷幅は同じ 340mmです。
主な違いは、インクジェットプリントユニットをワインダーのみで使用し、フレキソフィニッシングユニットを使用しないというオプションが追加されていることです。タイプは 2種類。D1は CMYK、D2はオレンジ、グリーン、バイオレットを加えたオリジナルの 7色カラーユニットです。D2はオレンジ、グリーン、バイオレットを含むオリジナルの 7色ユニットで、どちらもホワイトの有無を選択できます。
さらに、4色の「D3」と 7色の「D4」があり、これらはフィニッシングユニットを搭載したハイブリッド構成で、白の有無にかかわらず注文可能です。一見すると、これらは既存の印刷機に新しい名前を付けたもののように見えますが、Gallus社のプレスオフィスによると、新しい D3と D4の構成は「限られたフィニッシングユニットを備えた、明確に定義された機械を提供するようになった」とのことで、お客様の選択肢が以前よりも減ったことを示唆しています。これにより、Gallus社の製造コストが削減されるはずですが、プレスオフィスはこれらの機械の価格についてはあまり教えてくれませんでした。
また、ギャラス社は、Mtex NSのリバッドとして発売されたエントリーレベルのラベル印刷機である Smartfireを廃止したと思われます。考え方としては、よりシンプルな D1と D2のオプションがエントリーレベルのオプションとして分類されているようです。
新しい D1-4オプションの詳細は gallus-group.comでご覧いただけますが、不思議なことに Gallus社の親会社であるハイデルベルグ社では、この記事を書いている時点ではまだ古い Labelfireを掲載しています。
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