動画のインパクト

まずは前置きなしで動画をご覧ください!2分足らずです。

私のサイトの「JIMP(japan Inkjet Marketing Place)」及びそのプラットフォーム上での集中プロモーションとしての「JIVM(Japan Inkjet Virtual Messe)」において動画をトップに持ってくることを推奨しています。企業の公式サイトはともすれば型にはまった、ぶっちゃけ申せばインパクトに欠けるものが多く、また事業サイドがインパクトを持たせようとしても、公式サイトを所管する広報部門が「全体の統一感からの逸脱」「前例がない(笑)」などの理由で希望が通らない・・・ことが多いのではと思います(自分の経験から)。

そこを回避して、事業現場の想いをストレートに、インパクトを持って、シンプルに(1ページで<-これ大事)表現する場を提供している次第です。ウェブはPCの液晶画面とかタブレットでブラウズするわけですが、画面サイズの制約から流石に全てがスクロールなく一覧できるわけではなく、何回かのスクロールが必要になります。こういう時は「常識的な順番は無視して、インパクトのあるアイテムから並べる」のが鉄則です。キャッチーなコピーでもいいですし、ショッキングな画像でもいいです。とにかくインパクト!

そんな中でも動画は効果抜群です!それも、5分も10分もある美しいコーポレートイメージビデオなんて逆効果!できれば1分以内、長くて3分以内で、「テンポよく、飽きさせず、言いたいことがインパクトを持って伝わる」・・・そんな動画が理想です。そんな条件にドンピシャの素晴らしい動画を YouTubeを検索していて発見・・・それが上のセイコープリンテックのインク循環タイプ RC1536ヘッドの動画です。

殆どのヘッドメーカーが小液滴(超)高精細を指向する中で、その逆を行き「大液滴・インク循環による安定射出・素性の難しいインク対応・長いスローディスタンス」を指向しているようですが、そのツボを見事に表現した動画と、制作したチームのセンスに敬意を表します。プロモーションビデオのコンテストがあればメダル獲得は確実でしょう。

ちなみに、セイコーのヘッド事業の「公式サイト」はこちらのようです。上に「公式サイト」の悪口を書いちゃったので紹介するのも憚られますが(笑)・・・皆さんはどう感じられるでしょうか?残念なのは「トピックス」が 2017/01/07の「ホームページを新しくしました」の1件だけ・・・要は4年近く前にリニューアルして、以来更新されていないということになります。このコロナ禍で面談機会が制約されているというのに、ウェブを活用しないなんて、なんと勿体ないことを!

そういえば、上のYouTube動画も Seiko Instruments GmbHがアップしたもののようで、日本本社とは関係ないもののように見えます。せめて日本の「公式サイト」の RC1536の項目に、この動画を埋め込めばインパクトは全く違ったものになるのにな・・・と思う次第です。

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