プラハに出かけて Olhaさん達に会ってきました

皆様、先日はプラハに住む、元サカタインクス(元 MEGA INK)の Andrej Keblusekさんがサポートしているウクライナから避難民 Olha Garvishさんへのカンパを有難うございました。今回、ドレスデンに滞在中にプラハに出かけ(列車で 2時間 20分です!)皆さんと会ってきました。

手前の女性がウクライナ人の Olhaさん、奥の女性はロシア人で Juliaさん、現在はイタリアに住み障碍者の教育の仕事しているそうです。Andrejを含めた三人は社会主義時代のプラハの学校の同級生ということで、今も親交が続いているそうです。亡くなったエッセイストの米原真理さんの父親も日本共産党員だったのでプラハに住んだことがあり、米原さんも当時プラハにあった社会主義諸国の子供が集まる学校に通っていたそうですが、そういう社会主義諸国のインターナショナル・スクールのようなところだったのでしょう。

Olhaさんからは改めてカンパを頂いた皆様にお礼の言葉がありました。Andrejの友達である大野の向こうに、自分が顔も知らない大勢の日本人の皆さんから支援を頂いたということに大変勇気づけられたとのことです。なお、彼女は人生をリセットし、この後イタリアに移住することを考えているそうです。イタリアには級友の Juliaさんもいることなので何かと安心でもあるのでしょう。この戦争は彼女の人生を大きく変えてしまったようです。簡単な決断では無かったと思いますが、この先の彼女の平和な人生を祈りたいと思います。

これはロシア最大の銀行ズベルバンクのプラハ支店ですが当然閉鎖されています。写真では確認できませんが窓ガラスが妙に汚れているな?と思ったら、大勢の通行人達が唾を吐きかけていくからだそうです。

これらはドイツで見かけたものですが、募金箱やウクライナ語での案内板があちこちにあります。3枚目の写真は駅のトイレですが「ここでスマホ充電していいよ」という意味です。スマホが無ければ情報も得られず身動きが取れないので大変親切なアイデアだと思います。

やはり陸続きのドイツやチェコにいると、現在も続くあの戦争が「テレビの中で起こっている出来事」ではなく、明日は巻き込まれるかもしれないという具体的・現実的な感覚で伝わってくるのです。

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