三十年前のドイツ(15):汎ヨーロッパ・ピクニック あの場所は今?

1989年8月19日に、ハンガリーの最西部の町ショプロン(Sopron)で催された「汎ヨーロッパ・ピクニック」なるイベントで多くの東独市民が西側に脱出しました。これは Wikipediaに詳細な解説があるので是非ご参照ください。

この場所は、今は記念公園となっています。ウィーンから車で約一時間とそう遠くは無いので私も行ってみました。

ショプロンのオーストリアとハンガリーの国境。今は EUに加盟している。ハンガリーはハンガリー語で「Magyarország」と表記する

西側への脱出をイメージしたモニュメント

西側への脱出をイメージしたモニュメント。公園の真ん中にある

ショプロンの町も歩いてみました。今は静けさを取り戻し、ややうらぶれた国境の町という印象です。ハンガリーの町ですが、地名や看板などがハンガリー語とドイツ語の二か国語表記となっています。

三十年前のドイツ(16):東独の国営テレビのニュース Aktuelle Kameraに続きます。

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