- 2019-4-17
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ハンブルグの旧市街に、なんとも形容しがたい、暗めの色調のレンガ造りの美しい建物があります。戦前の大富豪 Henry B. Slomanの依頼により、Fritz Högerが設計した建物で、Slomanが、自身が所有していた南米チリの鉱山から採掘した硝酸塩化合物製品で一財を成したことから「チリハウス(ドイツ語ではシレハウス Chilehaus)と名付けられています。素人写真ではその美しさが表現しきれないので Wikipediaから引用します。なお、この建物を含むこの一帯の「倉庫街 Speicher Stadt)」は世界遺産に選ばれています。
Von Photographed by User:SKopp – Photographed by User:SKopp, CC BY-SA 3.0, Link
Von Lumu (talk) – Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link
Von Nicknicknick97 – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, Link
これはドイツ語の Wikipediaですが、様々な角度から撮った写真があります。このサイトによると「Chilehausは 1922年から 1924年にかけて建てられた Kontorhaus(オフィスビル)で、ハンブルクの Kontorhausviertel(・・・と名付けられたオフィスビル街)にあります。Fritz Högerの建築は 1920年代のバックシュタイン(レンガ造り)表現主義の典型であり、バックシュタイン(レンガ造り)ゴシックと表現主義に触発されたものです。 総面積 36,000m²、床面積 5950m²の 10階建てのこの建物は、ハンブルクで最初の高層ビルのひとつで、船首を思わせる東側の先端をなし、建築における表現主義の象徴となっています。2015年 7月 5日に、Kontorhausviertelは、ハンブルク Schpeicherstadt(シュパイヒャーシュタット:倉庫街)およびチリハウスと共にユネスコ世界遺産に登録されました。」とあります。下の写真は Kontorhausviertel(・・・と名付けられたオフィスビル街)、その下の写真は Schpeicherstadt(シュパイヒャーシュタット:倉庫街)です。
Von Wolfgang Meinhart, Hamburg – Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link
Von Heribert Pohl — Thanks for half a million clicks! from Germering bei München, Bayern – Freie und Hansestadt Hamburg, CC BY-SA 2.0, Link
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