- 2019-3-21
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南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルグ州のシュヴァルツヴァルト(Schwarzwald 黒い森)にある小さな町で、ドナウ川の源泉とされる泉があります。実際の源泉はここから少し離れた場所にあります。歌人の斎藤茂吉にも縁があります。
By Clemensfranz – Self made picture, CC 表示-継承 3.0, Link
フュルステンベルク城の横にある泉で、確かに湧水が確認できます。
斎藤茂吉の故郷である上山市のサイトによると「上山市で生まれ育った歌人・斎藤茂吉は、大正11年から13年までヨーロッパに留学しました。はじめに留学したオーストリアのウィーンで見たドナウ川に、彼がこよなく愛したふるさとの母なる川「最上川」に通じる強い印象を受け、いつかドナウ川の源流を訪ねてみようと心に誓うのでした。 その後、ドイツのミュンヘン大学へ移った茂吉は大正13年4月、休暇を利用してかねて強く望んでいたドナウ川源流の地を求めて川をさか上りました。そして、源流の地「ドナウエッシンゲン市」にたどり着いた茂吉は、同地に滞在して歌を詠み、後日、「ドナウ源流行」を綴ったのでした。」とあります。
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