- 2026-6-1
- トピックス
業界各社の決算状況を見ていきます。今回は 5月 13日に発表したミマキエンジニアリングです。
微妙に減収、増益という結果ですね。破竹の勢いで中計計画も前倒しで達成したミマキもちょっと一服というところでしょうか・・・減収とはいえ2億円程度なのでそのくらい何とかならなかったのか?という気もしますが、まあ無理はしなかったということでしょうか?
来年度はまた成長軌道に戻ると言っています。ただ営業利益は殆ど伸びないよって言っています。営業利益率は今回が「9,431/83,725=11.3%」から「9,500/91,000=10.4%」に悪化するよって言ってます。これ、ちょっとコンサバに見てるんですよね?
減収とはいえ前半が対前年を下回ったことが要因のようで、後半は売上高・営業利益ともいい感じで伸びています。
という訳で、営業利益はもっと伸びるのではないかと思います・・・知らんけど(笑)
全般にミマキは為替レートを他社より厳しめに見て(そこにバッファーを持たせて)結果として達成するという傾向がありますね。
でもね・・・利益はいいんですが、売上高は期初の見込み(予算)より大幅に円安に振れたにも関わらず減収って・・・実質的な物量ではシュリンクしてるということになるわけですね?こういう目でも見られているということはそろそろ意識してもいいんじゃないでしょうか?
ちなみに ChatGPTはこんなことを言っています。「児相相談せよ」とは言っていません(笑)「インクジェット専業メーカーとして、利益体質の強化は着実に進んでいる」・・・ということですから、敢えて言えばというレベルです。
ミマキエンジニアリング 2026年3月期決算コメント
ミマキの2026年3月期決算は、売上高こそ前年比横ばいながら営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも過去最高を更新した。特に原価率改善やインク比率上昇による収益力向上は評価できる。インクジェット専業メーカーとして、利益体質の強化は着実に進んでいる。
一方で内容を精査すると、為替の追い風を除いた実質売上は減少しており、欧州も現地通貨ベースではマイナス成長である。TA市場ではDTF需要のピークアウトが鮮明となり、IP市場も回復途上に留まっている。FA事業は自動車業界向け設備投資減速の影響を大きく受けており、事業環境は必ずしも楽観できない。
また、在庫増加に伴うCCCの悪化や営業キャッシュフローの減少も気掛かりである。利益は伸びているものの、キャッシュ創出力にはやや陰りが見え始めている。
来期会社計画は売上高910億円と約9%の増収を見込む一方、営業利益は95億円とほぼ横ばいである。為替前提はドル146円、ユーロ170円と依然として保守的であり、例年通り上振れ余地を残した計画との印象を受ける。もっとも、単なる「為替バッファー」だけではなく、DTF市場の調整や欧州需要の不透明感を織り込んだ慎重な計画とも解釈できる。
総じて、ミマキは「高成長局面」から「収益性重視局面」へ移行したと見るべきだろう。新製品投入力とインク収益モデルには引き続き強みがあるが、今後はDTF後の成長ストーリーをどこで描くのか、またIP市場の回復をどこまで実現できるのかが最大の注目点となる。
辛口に一言で言えば:
「決算は良い。しかし利益の質を分析すると、為替と原価改善への依存度が高く、本業の成長力はまだ完全には戻っていない。来期計画は保守的だが、その裏には欧州需要とDTF失速への警戒感も透けて見える」。という評価になります





















































