- 2026-5-27
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いきなり大上段に構えたタイトルではありますが、ちょっと思うところがあってこういうタイトルにしてみました。我々インクジェット屋が当たり前に善と思っている「デジタルテキスタイル」・・・要るものを要るときに要るだけ作る=過剰在庫は無くなり廃棄も無くなり社会全体として無駄がなくなる=サステイナブル・・・ですよね?↓↓オンデマンド生産はこういう無駄がなくなると信じてきました。
まあ最近は「ファストファッションは果たしてサステイナブルなのか?いろいろ生産して売れ筋だけを残す。ファッションなんてせいぜいひと夏のもの・・・」なんていうのは見直されてきてはいますが、それにしても無駄を生まないという点は同じ事です。
これはスペインの町 Zaragozaの風景です。放浪中のとある土曜日 Zaragoza-Deliciasという新しい駅からホテルへと下って行く道からこういう風景が見えました。これ所謂「蚤の市(Flee market)なんです。それも骨董品やら食べ物やら何でも売っているのとは違って、ここのは繊維製品に特化した蚤の市なんですね。
どう思われますか、これ?そもそもこういう光景を見たことがあるでしょうか?ここには土地柄なのかアフリカ系の人も結構見かけます。そういう人達がこういう商売をしているのです。こういう商売・・・この為に作ったとはとても思えない布や繊維製品を、恐らく廃棄品や廃棄されるべき製品をいわば「捨て値」で買ってきて、それに薄いマージンを載せて商売をしているのです。売られている物の値段をみればそうとしか考えられません。
こういう現場はスペインや南欧には至る所にあります。また東欧なども同じ事情です。アフリカに行けばこういうのがメージャーではないかと想像されます。
翻って我がデジタルテキスタイル・・・「要るものを要るときに要るだけ作る」・・・それって廃棄が出ない(だから環境に優しい)わけですよね?でもそれが世の中を席巻して、仮に 100%そうなったとしたら、この人達に商売にネタとして回っていく繊維製品は無くなるということですよね?この人達の生業はどうなってしまうのでしょうか?
私もこれまで何の疑いもなく「(デジタルテキスタイルは)廃棄が出ない=善」と信じてきましたが、あるところでは廃棄するしかない無価値物でも、それを廃棄価格(捨て値)で買い取って薄いマージンで生計を立てている人たちのことは考えてもみませんでした。思えば薄っぺらだったなあ…











































