ユニオンケミカーってどんな会社?

ユニオンケミカー株式会社:中村操様

【日付、製造ロット、QRコードなど、お客様の印字に役立つ情報を定期的にお届けするWOCCS通信 Vol.29】

いつもお世話になっております。「明日の印字を変える」でお馴染み、インクメーカーが作った印字専門ブランドWOCCS(ウォックス)です。

次の写真はユニオンケミカー本社の正面。インクジェットの第二の聖地(と言われているとか言われていないとか)、大阪府枚方市にございます。

創業100年を超えた化学系メーカーをずっと支え続けてくれたのが、調合技術、薄膜コーティング技術、狭幅スリット技術です。その集大成がロングセラーの熱転写印字用リボンや修正テープですが、調合技術はさらに可食性インクジェットインクやマーキング用速乾性インクジェットインクへと進化しています。

▼ぜひご覧ください!動画で振り返るユニオンケミカーの歴史!

https://abizmail.biz/brd/archives/fylssr.html?s=2&u=9

この速乾性インクを開発しているのが、私達マーキング&コーディング事業部です。

さらに、インクのみならずプリンターや搬送機などお客様が印字に必要なものをそろえて提供する自社ブランドWOCCS(ウォックス)を運営し、消耗品メーカーだけでなく「インクメーカーが営む印字専門店」の顔も持っています。

100年受け継がれた三方良しの精神。

蓄積された多種多様なノウハウと新たに導入した事業部制により増したユニークさが織り成す独自商品。目まぐるしく変動する市場の中でお客様に選んでいただける商品やサービスとは何か。今後も新たな価値を創造し続けて参りますので、ぜひお気軽にお客様の身の回りの不満足をご相談ください!

【開発者から一言】

2016年6月。

大学卒業後に16年勤めた研究開発職を退職した私は、1年間山ごもりした後、このユニオンケミカーに転職して参りました。入社当時、まさにマーキング用速乾性インクジェットインクの開発はスタートしたばかり。目の前にはすでに海外のお客様(プリンターメーカー)がおり、初めてのOEM供給に向けて開発を加速させている時でした。

私のミッションはインク速乾性が速く、ノズルでの乾燥をしっかり抑制し(デキャップ耐性と呼びます)、かつ、安定してロングランできる溶剤系インクを開発すること。どの材料を使うか。どのような比率で配合するか。調合検討とは、材料の特性をしっかり把握し、それを最大限活かして目指す機能を発揮させること。

一日に十種類以上のインクを調合し、カートリッジに充填、プリンターにセットして印刷、その結果をみて材料と配合を見直す、毎日これを繰り返し、ようやく完成した最初のインクは7年経った今も受注が続いています。あれから数千というインクを試作し、製品のラインナップも増えました。ごく少量でも添加するとガラッと様子を変える材料もあれば、いくら添加しても様子が変わらないものもあります。

失敗ばかりの研究生活でここまで走って来られたその駆動力は、お客様からいただく不満足の声、これが満足に変わったときのありがとうの声、最初に立てた夢の存在、自分を許し信じる自尊心、そして100年間受け継がれ更新されるユニオンケミカーのノウハウではないかといま振り返って思います。

次の100年へと繋ぐバトンは、目に見える商品だけでなく、目には見えない学ぶ姿勢こそが世代を超えて受け継がなければならないものかもしれません。(開発者)

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 配信元:ユニオンケミカー株式会社 マーキング&コーディング事業部

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 住所:大阪府枚方市招堤田近3-10

 お問い合わせ E-mail:info1@woccs.jp

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