- 2024-6-22
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誰も知らないドイツの町(68)★★ ヴァーレン Waren -2- からの続きです
ベルリン中央駅から約1時間半、シリーズの(65)で採り上げた Neustrelitzの延長上に約 20分走ったところにあります。
列車からは途中いくつか湖が見え、ここがメクレンブルク湖沼群の中であることを感じることが出来ます。
ヴァーレン(ミュリッツ)は、メクレンブルク=フォアポンメルン州(MV)のメクレンブルク・ゼーンプラッテ地区にある人口 21,000人以上の中規模都市で、保養地でもある。12の市町村が所属するヴァーレン湖水地方の自治政府の所在地であり、ヴァーレンは自治権を有する。人口はメクレンブルク・フォアポンメルン州第 8位、面積は第 2位である。
ヴァーレン(ミュリッツ)は 13世紀初頭にスラブ人の入植地として誕生し、ヴェストファーレン人の入植者によってドイツ東方入植地の一部として拡大され、80年間ヴェルレ候の居城の町であった。何世紀にもわたってメクレンブルク=シュヴェリンに属していた。町は多くの町火事、伝染病、三十年戦争の影響から立ち直るのに時間がかかった。
現在のヴァーレンは、レーベル(Röbel)と同じく中世に町制を施行した町で、ミュリッツ川に直接面した 2つの町のひとつであり、メクレンブルク湖水地方の保養地の中心地でもある。また、この町は地域の交通の要所であり、若者のための職業訓練校や見習い学校の所在地でもある。
歴史的建造物の多い旧市街、ミュリッツェウム自然体験センター、ミュリッツ・サーガ・フェスティバル、レストランや遊覧船の多い港、ミュリッツ河畔の緑地が整備された遊歩道、ティーフヴァレンゼーのショーガーデン、そして何と言っても素晴らしい自然環境は一見の価値がある。
経済的には、観光、食品産業、機械工学の中心地である。メクレンブルク・メタルグース社(MMG)はヴァーレン(ミュリッツ)に本社を置き、ここで船舶用プロペラを生産している。MMG社は、重量 80トン以上の船舶用プロペラの開発・製造における世界市場のリーダーである。(独語 Wikipediaより)
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