ISDF2018:繊維・高分子の 染色・機能加 工に関する国際会議

これまで学術的なコンファレンス、所謂「学会」には縁が遠かったのですが、今回ご縁があってコンファレンスの実行委員長である京都工芸繊維大学の奥林里子先生からお声掛け頂き、デジタルテキスタイルのこれまでの経緯・現状及びこれから起こるであろうことをプレゼンしました。公用語は英語の学会で、発表者も世界各国から参集しており大変刺激を受けました。

私のポイントは「『インクジェット捺染』という呼び名で、スクリーン印刷の代替技術としてスタートしたところから、プリント技術を超えて、デジタルデータがプラットフォームと出会うことによって『デジタルテキスタイル』と呼ばれるようになり、従来の産業構造を破壊(disrupt)しつつあるということです、

いろいろ興味深い講演があった中で、ちょっと気になったのは「2兆円のスマートテキスタイル市場を創る?パリの病院におけるテキスタイル・医療及びデジタル技術の文化を繋いだ経験から」という、フランスのマーク・フロアン博士の講演タイトルです。先般トピックスで取り上げたスマートテキスタイルに対する関心が高まりつつあり、具体的な動きが始まっていることを感じさせます。

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