所属企業名ではなく、個人名で国際的に認知され活躍できるということ

【追記】今年は4年に一度の ITMAがミラノで開催されます。4年前の ITMAでは、会期中に毎日発行される情報誌のタイトルをご紹介して、どういうことが話題になっているのか?という情報をお届けしました。

この中で、私が常日頃から主張している「個人名で国際的に認知され活躍できる人材」の例としてコニカミノルタの稲田寛樹さんのことを書きましたが、彼はその後ラベルプリンタ部門に移籍してそこで多大な成果を上げました。

そして、この4月1日に再びテキスタイルプリントの事業部長として戻ってきました。

40歳台半ばでの事業部長就任というのは、かなりの抜擢人事と思いますが、既に国内外の顧客のみならず、海外の業界でも認知されている人物なので、今後の展開が楽しみです!

インドの代理店の社長と(中央) 稲田さんは左から2人目(一番左はマネキンはインド風のマネキンです(笑))

日本企業各社の若手の皆さん、是非 Linkedinに登録もしていない上司などに忖度したりなどせず(笑)、個人で大いに目立って、後に続いてください!稲田さんの Linkedin。大野と 662人もの共通の友達がいます!

———————(ITMA2019の記事)———————-

ITMA Daily News の三日目・四日目の記事タイトルを見てみます。このあたりになると記者が会場を走り回って取材してきた記事がぐっと増加します。Daily Newsは繊維業界上流の繊維機械のトレンドを広くカバーしているので、ここではプリントとその周辺に絞って記事タイトルをピックアップしてみました。更にこの中から個人的に気になった記事は後日翻訳してアップしていきます。

ITMA Daily Newsは毎日発行で全6部、初日は事前取材に基づくもの。7日の期間中、最後の日は発行されません。

【6月22日(土曜日)三日目】
実取材してきた記事がぐっと増加し、フォトギャリーも追加されます。

SPGの Jos Notermans氏、現役時代の大野の好敵手(笑)

XAAR+SPG:昇華インクで協力

HEENAH-COLDENHOVE:天然素材向けの転写紙

韓国DGI:ナイロン生地への昇華転写プリンターを発表

コニカミノルタ稲田さんの記事

コニカミノルタ稲田寛樹氏へのインタビュー記事:シングルパス機に関して。
これは地味に見えますが、実は凄いことなのです。テキスタイル業界のメディアがインタビューに来るくらい、固有名詞としてのイナダヒロキの名前が売れていて、かつ堂々と英語の単独取材を受けることができる・・・後者だけならプレス発表をセットすれば可能ですが、前者のステイタスにある日本人は極少です。今回、コニカミノルタの製品の記事が無い中で、このインタビューの果たしている意味は、製品のプレスリリースを流して記者が来るより実ははるかに凄いことなのです。大野だったら「顔写真載せてよね」と要望してたところだけど(笑)

ALEPH:LaForteシリーズが初日から売れる

スポーツウェアとフィットネス市場におけるスマートテキスタイル

ZDHCファウンデーション:広範囲の化学メーカーの参加を歓迎

MOUVENT:デジタルプリンタの新機種をお披露目

INEDIT:RIPソフトのテキスタイルプリントへの影響

ミマキ:デジタル・ハイブリッドプリンターをローンチ

【6月23日(日曜日)四日目】

TANATEX:エコインクと染料のソリューション

EFI REGGIANI:4台の BOLTを受注

ADOBE:テキスタイルに特化したソフトをプロモート

MS:Mini LaRioをお披露目

インドColorjet:16ヘッドのVastajetテキスタイル機をローンチ

TWINE:糸染めのデジタル革命

DuPont:デジタルテキスタイル業界に存在30年を祝う

X-Riteと Pantone:カラーマッチングでパートナー

続きます

関連記事

ページ上部へ戻る