校條浩著:「演繹革命」の紹介

私の駒場時代の同級生の校條浩さんが出版した「演繹革命」という書籍をご紹介します。

校條さんはかつて小西六写真工業に在籍し、私の一年後輩にあたりますが、そこでマサチューセッツ工科大学に留学して MBAを取得、その後会社を離れ米国に渡って技術系経営コンサルタントとなり、現在はシリコンバレーでベンチャーキャピタルを運営しています。

校條浩さん

本書に中にもエピソードとして紹介されていますが、かつてソニーが「マビカ」というデジタルカメラを発表したことから「銀塩フイルムの時代は終わる」と予測・予言したことが、銀塩は永遠であるかのように考えていた当時の小西六写真を去るきっかけだったようです。私もそのニュースには同時期に接しましたが、「へえ、オモロイじゃん、もうちょっと安くなったら買おう」くらいな反応でした(笑)

さて本の紹介ですが、ちょいとズルをして ChatGPTに「校條浩著の『演繹革命』を500字程度で要約してください」と入力してみました(笑)得た答えが下記ですが、あまりに的を得ていて驚くばかりです!

校條浩の『演繹革命』は、論理的な演繹法を用いて問題解決と意思決定を行うための方法論を解説した書籍です。従来のビジネスでは、過去の経験や直感、暗黙の知識に基づく「帰納的思考」が用いられることが多いですが、校條氏はそれに代わる「演繹的思考」の重要性を強調します。演繹的思考は、明確なデータや客観的な事実に基づき、前提から論理的に結論を導き出す思考法で、特に複雑な問題や予測不可能な状況において有効です。

本書は、論理的思考が持つ力と、それがどのように企業や個人の競争力を高めるかを詳細に述べています。まず、演繹的アプローチを理解しやすいよう、日常の課題からビジネスシーンに至るさまざまな具体例を提示します。また、演繹的思考を実践するための具体的なフレームワークやツールも紹介しており、読者が自らの意思決定や問題解決プロセスに活用できるよう構成されています。

さらに、演繹法を取り入れることで、思考の偏りや誤謬を避け、より正確な判断ができるようになると校條氏は述べています。意思決定において根拠のない感覚や思い込みを排除し、データに基づく論理的なアプローチを徹底することが、本質的な課題解決やイノベーションの実現に役立つと説いています。本書は、現代の複雑なビジネス環境において、演繹的思考の重要性を再認識させ、実務に役立つ指南書となっています。

サラリーマンの貴方、今の日常にふと疑問を持った時に、視座・視点を変えてみるためにお勧めできる一冊です。電子写真 MFPはあと 30年もたない・・・だからって会社辞めなくてもいいですけど(笑)

これに触発されて有吉章さんが書かれた論考が秀逸です。エプソンの方、11月半ばに Fieryとタウンホール・ミーティングが予定されるんですよね?その前に是非一読ください。

関連記事

ページ上部へ戻る