- 2022-7-24
- Nessan Cleary 記事紹介
Inkcups社は、パッド印刷用プレートのエッチングや、プラスチックや木材など様々な基材を彫刻するための新しいデバイス、Cobalt Proを発表しました。Cobalt Proは、パッド印刷用のプレートと、プラスチックや木材など様々な素材を彫刻することができる装置です。
パッド印刷用プレート「DuraLaze」用の「Cobalt 2000」、レーザーエッチング用小型装置「Cobalt One Fiber laser」と並んで、Cobaltシリーズの3台目となります。
CobaltProは、40Wのセラミックコアレーザーを搭載しています。エッチングエリアは 440mm×620mmで、最大品種では最大 1,500dpiの高解像度画像を、複数枚のプレートを同時に大きく、大胆に表現することができる。クローズドループ DCサーボモーターを採用し、高速回転時の連続軸出力と、一定の起動・停止ではなく連続動作による高い精度(0.254mmまたは0.1%)を実現する。
また、オートフォーカスオペレーションを搭載し、彫刻面の焦点位置を正確に合わせ、正確な仕上がりを実現します。また、4行の液晶ディスプレイパネルを搭載し、合計作業時間、レーザー出力、彫刻速度などの情報を表示します。DuraLaze、CrystaLaze、Laser Aqua、Laser Red、Laser Orangeのプレート素材に対応します。
Inkcups社のパッド印刷テクニカルセールスマネージャーである Travis Griffin氏は、次のようにコメントしています。「Cobalt Proは、製品に高品質で目を引く画像を作成するために、より高速で堅牢なレーザー製版機およびエッチングマシンを必要としている大企業や中小企業にとって、最高の最新鋭機です。」
Cobalt Proは、英国および欧州で 8月から発売され、定価は 22,000ポンドからです。詳細は、inkcups.comでご覧いただけます。
なお、この企業(INKCUPS)のルーツである「パッド印刷」に関してはこちらの記事も参照ください。