誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(47):★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen -2-

★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen -1- からの続きです

ゾンダースハウゼンの場所を確認しておきましょう。今回、私は泊っていたリューネブルクから鉄道移動したのですが、まずゲッティンゲンまでミュンヘン行の ICで一気に南下し、そこで REに乗り換えてエアフルトまで行ってコインロッカー(Schliessfach)に荷物を預けて、そのままゾンダースハウゼンまでローカル線で北上します。

(このルートは道路で、鉄道ルートとは少し異なります)

幹線を走るミュンヘン行の IC2083は南西の Kassel-Wilhelmshöheの方角に行きますが、私は Göttingenで乗り換え南東の Erfurtを目指します。今回は Sondershausenと Rudoldstadtをカバーして、ついでに Saalfeldにも行くつもりだったので、その中間にある Erfurtに連泊することにします。Erfurtのホテルに荷物を預けてからでは時間をロスするので、コインロッカーに荷物を預けてそのままローカル線に乗り換えます。これは効率的に町巡りをする際に有力なワザです(笑)

Erfurtは今日のテューリンゲン州の州都で、このあたりの小さな町を訪問するのに鉄道のアクセスが非常に便利です。Göttingenから Erfurtに至るまでに Mühlhausen、Bad Langensalza、Gothaなどの魅力的な町があり、有名なWeimarも鉄道で 20分程の距離にあります。テューリンゲンやザクセン=アンハルトの小都市を訪問する場合、他にも Halleや Leipzigも連泊して拠点とするのに便利な都市です。

Erfurtから Nordhausen行の列車に乗り換えて北上します。こんな感じの田舎です。大半の駅は無人駅で、その周辺の家屋も旧東独の雰囲気を残しています。動画の部分は複線化されていますが、途中から単線になり、女性職員が列車交換の際にポイント切り替えとタブレットの交換を助けています。このあたりの電気系統は旧東独時代の物が遺っているのか、作業服を着た人が配電盤を弄っています。

駅名看板は DB仕様のもの他に、旧東独の DR時代のものも残っています。無人駅ですが Interessengemeinschaft Residenzbahnhof Sondershausenという「鉄ちゃんのコミュニティ」が駅をメンテナンスしているのでしょうか。かつては駅舎の中にあったと思われる MITROPAのレストランのロゴ「がある窓ガラスが綺麗に磨かれています。

★★★★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen -3- に続きます

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