ケーニッヒ・アンド・バウアー:MetalStar 4を発表

ケーニッヒ・アンド・バウアー社は、金属加飾印刷機「MetalStar」を更新し、最新のバージョン 4モデルを発表しました。このモデルは、食品や化学製品のパッケージ、一般商業施設や閉鎖施設などの用途に適しています。

Koenig and Bauer has introduced its new MetalStar 4 metal decorating press.
Koenig and Bauer社は、新しい金属加飾プレス「MetalStar 4」を発表しました。

最大 1.2×1メートル、厚さ 0.12~0.40mmのシートに対応しています。最大で 1,220×1,095mmの版を扱うことができ、最大印刷面積は1200×995mmです。構成や使用する素材、ドライヤーユニットによって異なりますが、6,000~8,500枚/分(100~141枚/分)の速度で動作します。

今回のモデルでは、フィーダーに改良を加え、新しいセンサー、新設計のブローパイプとスクレーパーを採用したほか、フィーダーの信頼性を向上させるためにインフィードテーブルの調整を行いました。新開発のタッチパネルでは、ジョブごとにエアの設定を行い、保存することができます。

また、インラインカラー測定・制御システム「MetalControl」が搭載されており、オペレーターが印刷ジョブごとにカラー設定を行うことができます。1回の印刷で目標とする濃度を自動的に設定することができ、セットアップ中に通常通り個々の印刷を行うこともできます。MetalControlは、各印刷の後に設定を提案します。印刷中には、印刷コントロールストリップの各カラーパッチまたは個々のカラーパッチのインク密度を測定し、10枚ごとにインクゾーンを自動的に調整します。23インチのタッチスクリーンを備えた新しい ErgoTronicコンソールで、すべての設定を行うことができます。オプションで 75インチのウォールスクリーンが用意されており、MetalControlの測定結果や各インキングユニットの各ゾーンの開口部を表示することができます。さらに、ラインの戦略的なポイントには観察カメラが取り付けられており、このスクリーンにはこれらのカメラからのライブ画像を表示することができます。

グリッパークロージャーのシートトラベルにより、MetalStar 3の短くダイナミックなインキング・ダンパーユニットと高精度な見当合わせ印刷はそのままに、充実した自動化機能を搭載しています。全自動プレートチェンジ FAPC(Fully Automatic Plate Change)はさらに高速化され、安定性を大幅に向上させた新しいインフィードシステムが搭載されています。

MetalStar 4は、お客様のニーズやアプリケーションに合わせてカスタマイズすることができます。そのため、UV印刷、UV-LED印刷、インラインコーティング、各種シートハンドリングモジュール、スペシャリストパッケージなど、さまざまなオプションが用意されています。

なお、ケーニッヒ&バウアー社では、7年前に発売された旧型の「MetalStar 3」を約 400台販売しています。新製品の詳細については koenig-bauer.com をご覧ください。

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