- 2021-3-28
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★★ノルトハウゼン Nordhausen -9-からの続きです
この町に来た目的のもう一つは「ハルツ狭軌鉄道 Harzer Schmalspurbahnen」の蒸気機関車とそれが牽引する列車に乗ることだったのです(笑)ここは、蒸気機関車が通常運行されている鉄ちゃんのパラダイスですが、旧東独時代は国境の向こう側で簡単に乗りに行くわけにはいかず・・・東西統一サマサマです(笑)今回は画像や動画の鉄分が多めですが、よろしくお付き合いください(笑)書いているうちに、とても1回で済む量ではないことに気づき、2回に分けます。次回も鉄分満載です(笑)
↓↓ Nordhausen-Nord DBの駅に隣接するターミナル駅。DBの軌道の幅は 1435mmなので相互乗り入れはありません。
Harzer Schmalspurbahnen GmbH(HSB)は、ヴェルニゲローデ(ザクセン・アンハルト州)を拠点とする鉄道会社で、鉄道インフラ会社として、また鉄道輸送会社として、ハルツ山地で主に蒸気機関車による狭軌の路線網を運営しています。現在では、ヨーロッパで最大の蒸気による連続路線網となっています。ハルツクヴェアバーン(Harzquerbahn)、セルケタールバーン(Selketalbahn)、ブロッケンバーン(Brockenbahn)で構成され、メートルゲージ(軌道幅が 1000mm)で一年中運行しています。また、各路線の最初の文字は、会社の略称 HSBを表しています。社名の青い文字3文字とも掛けられていますね・・・多分(笑)
6つの終着駅のうち3つの駅(ノルトハウゼン・ノルト、クエードリンブルク、ヴェルニゲローデ)は、ドイツ鉄道(DB)の通常ゲージのネットワークに接続しています。HSBは、BroltalbahnとWangerooger Inselbahnとともに、今日、ドイツで貨物輸送を行っている最後の 3つの狭軌鉄道の1つです。
旅客輸送では、HSBは主に観光客やハイカーなどの遠足客に利用されており、通勤・通学のための地域輸送は、ノルトハウゼン/イルフェルト地区とクヴェードリンブルク/ゲルンローデ区間で重要な役割を果たしているにすぎません。(独語 Wikipedia)
【Nordhausen-Nord:DBの Nordhausen駅に隣接したターミナル駅】
今回は「Eisfelder Talmuhle」までを往復します。発車を待つ間にあちこちをうろうろと・・・ワクワクする時間です(笑)日本では蒸気機関車が牽引する列車というのは概ね予約が必要な企画列車で、かなり前にチケットが売り切れてしまうことが多いようですが、ドイツのこの手の鉄道は普通に定期運行されているものが多く、ファンで満杯という感じはなく、自然体な佇まいです。この日も、この列車に乗っていた鉄ちゃんは多分私だけ(笑)
↓↓ クリックするとスライドショーになります
【Nordhausen-Nordを発車します】
Nordhausen-Nordを発車して暫く、Niedersachswerfen Ostあたりまでは開けた平地を道路と並行して走ります。車窓から遠くに見える白い山肌は石灰岩を採掘しているのでしょうか。Niedersachswerfen Ostではディーゼル車との交換(単線路線で、列車が駅ですれ違うこと)があることがあります。
★★ノルトハウゼン Nordhausen -11- に続きます