- 2025-11-1
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ラウエンブルク Lauenburg/Elbe -3- からの続きです
マリア・マグダレーナ教会は、マリア・マグダレーナに捧げられた、ラウエンブルク・エルベの福音ルーテル教会です。
この教会は 13 世紀初頭に設立されました。1564 年から 1705 年まで、この教会の牧師職は、ルーテル教会の監督区、すなわちニーダーザクセン州・ザクセン・ラウエンブルク州教会の総監督区と提携していました。
建築の歴史
最も古い部分としては、1300年頃に建てられたゴシック様式の身廊が挙げられます。この部分は、下部は野石、上部はレンガで造られています。一方、現在のレンガ造りの聖歌隊席は、1827年に建てられたものです。さらに新しいのが、1902年にネオゴシック様式で改築された教会の塔です。この塔は、第二次世界大戦の終わりにイギリス軍による激しい砲撃で破壊された銅製の塔頂部を、1992年に再び取り戻しました。そのため、遠くから見ると、この街と教会は、一見、ネオゴシック様式のように見えます。
ザクセン・ラウエンブルクにおけるルーテル教の牧師たちの活動に関する最古の記録は、1531年の聖ヨハネの日に行われた最初のルーテル教の説教を記念する、教会の北門にある碑文です。
砂岩製の南門は1598年に建てられたもので、北門も同様と思われます。北側と南側に増築部分があります。北側の増築部分は、地下室と1階の両方に十字架型のアーチが残っていることから、おそらく教会全体の起源であると考えられます。2階は、公爵一家が北側ギャラリーにある公爵の席にアクセスするために使用していました。
1865 年、カール・アウグスト・ヴィルヘルム・ローマイヤーによって聖歌隊席が再設計されました。南側入口の隣には、教会で罪を犯した者たちが鎖でつながれた花崗岩製の柱があります。
ラウエンブルク Lauenburg/Elbe -5- に続きます