- 2025-7-29
- 日記的備忘録
ご存知の方は少ないと思いますが、ここも町の真ん中を川が流れていて、後にその川が国境になってしまったパターンです。ドイツ側は「Guben(グーベン)」、ポーランド側は「Gubin(グビン)」と呼ばれます。鉄道駅はドイツ側にありますが、そもそもの街の中心は今のポーランド側にあったようです。下の地図はクリックすると拡大します。
↑↑ これは 1992年、1990年に東西ドイツが統一されて 2年目に訪問した時の写真です。国境の川に架かる橋の手前には検問所があり、警官と思しき数人が立ち話をしています。向こう側には大きな教会の塔が見えています。
↓↓ こちらはそれから 30年後の 2022年に再訪した時のもの。ほぼ同じ地点から撮ったもので、手前がドイツ・向こう側がポーランドであることは変わりませんが、両国ともシェンゲン条約に加盟してるので国境の検問はありません。
そして歩いてポーランド側に渡り、あの教会のそばまで行ってみたら・・・なんとそこは巨大な廃墟となっていたのです。
この町にも物語があります。興味をお持ちの殻はこちらに詳しい訪問記があります。