- 2025-6-19
- Nessan Cleary 記事紹介
2025年6月17日
コニカミノルタは、トナーベースの AccurioPress C7100シリーズの中堅生産プリンターに新機能を追加した「Enhanced」バージョンを発表しました。このシリーズには C7100と C7090が含まれます。両モデルは 2021年のパンデミックのピーク時に発売され、中間モデルのリフレッシュが予定されていました。
コニカミノルタ UKのプロフェッショナルプリントマネージャー、マルコム・スミス氏は、‘Enhanced’という名称は明確化のためだと説明しています。過去には ‘e’を付加した新モデルを発売してきましたが、‘e’が ‘Enhanced’、‘Eco’、または‘環境対応’を意味するかが混乱を招いたためです。
さらに、彼は次のように付け加えました。「今回は、ファームウェア、プリントヘッド、新しいドラムを通じて生産性を向上させました。これらはすべて、特に厚手の用紙での高ボリューム印刷時に品質を向上させるように設計されています。コア仕様は変更されていませんが、顧客は出力に目に見える違いを実感できるでしょう、特に厚手のメディアで使用した場合です」。
その他、スミスが指摘したように、C7100/C7090 Enhancedモデルは既存のバージョンと同一の仕様を採用しています。これには Simitri Vトナーや、それぞれ最大 100 A4 ppmと 90 A4 ppmの印刷速度が含まれます。
オプションも同様で、IQ-501画像品質ユニットの追加が可能です。ただし、Konica Minoltaが今年初めに C14010シリーズで改良版 IQ-601を導入した点を考えると、この点は機会を逃した印象です。
プリントサーバーの選択肢は豊富で、まずコニカミノルタの自社製 IC-609が、オンボードのジョブ制御と編集機能と連携しています。次に、企業ユーザーを主な対象とした IC-318Lと、カラーマッチングとプロファイリング機能を備え、グラフィックユーザーに適した IC-319の2つの Fieryサーバーがあります。
さらに、Creo IC-316もラインナップに追加されました。この製品は、Creoが依然として存続し、コダックの傘下にあることを示す意外な発見です(ただしコダックは積極的にプロモーションを行っていません)。この製品は、可変データ印刷、スポットカラープロファイル、JDF接続機能をサポートしています。
C7100シリーズの詳細は、konicaminolta.euでご確認いただけます。
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