キヤノン:Venloに新インク工場を開設

キヤノンは、プロダクションインクジェット印刷機ColorStream、ProStream、VarioPrint iXで使用する水性ポリマーインクの需要拡大に対応するため、オランダのVenloに1500平方メートルのインク製造工場を新たに開設しました。

Canon has add a new, highly-automated ink manufacturing facility to its Venlo plant for production inkjet presses.
キヤノンは、プロダクションインクジェット印刷機用の高度に自動化されたインク製造施設を新たにVenlo工場に増設しました。

キヤノンプロダクションプリンティングの製造・物流担当副社長である Rob Puts氏は、「当社の水性ポリマーインクは完全に自社開発され、他の自社開発技術同様、当社の研究開発施設内で試験的に使用されました」と説明します。この水性ポリマーインキは自社で開発したもので、他の自社開発技術と同様に、この研究開発施設で試験的に使用していました。このインキが市場で高い評価を得た後、既存の顧客からの需要の高まりと、今後見込まれる強い需要を満たすために、この新しい設備に投資しました。当社の複数のインクジェット生産エンジンで使用できる水性ポリマーインクの生産に特化したこの新しい高度に自動化された工場は、当社の顧客がどのようなレベルの成長を達成しても満足できるように建設されています。

キヤノンは既にフェンローに大規模な施設を有しており、新工場は既存の建物のシェルを使用しています。フェンローは、キヤノンのプロダクションプリンティングの主要拠点です。Puts氏は、「この工場によって、市場で最高の量産型インクジェット生産機をお客様に提供することができます。また、新工場によって、お客様のビジネスの成長をサポートし、最高品質の出力を可能にすることができると確信しています。」と述べています。

プロダクション用インクジェット印刷機の詳細は、canon-europe.comからご覧いただけます。

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