女性のがん患者に光を:デジタルテキスタイルの新しい試み(2)

女性のがん患者に光を:デジタルテキスタイルの新しい試み(1)からの続きです

【大畑さんとの DMやりとりから】

前職で同僚だったある女性が数年前に乳ガンで胸を切除した経験から、癌患者を支えるインクアートのプロジェクトをスタートさせました。多くの患者が治療中に髪の毛がなくなるので、そのための大きめのスカーフです。デザインは全て癌の経験や現在治療中の方が作成しています。手書きであったりAIで作成したりしたものを彼女が手直しをしています。

11月にローンチングの予定でこれから商品の撮影やサイトを作成します。販売された金額の 25%は作者の患者さんに還元されます。商材は額縁に入った絵、スカーフ、柄が入ったぬいぐるみ、エコバッグなどを予定しています。

おお!そういうことか!舎弟、ええ仕事しとるやん!(笑)

【その女性の facebook投稿から】
中国(上海)に行って帰ってきました。中国は思っていたより美しく活気があってゴージャスでした。そして、治安も良かったです。

今回の目的はスカーフを作ってくれている工場の人たちに会いに行って、私の活動を伝えて、協力を継続してもらうことでした。中国の工場さんに実際にお会いして、本当にグローバルに大きなお仕事をされていることがわかりました。また、周りから中国に制作を依頼したら、ちゃんとしたものは上がって来ないから、何度もやり直しが必要だよと言われたけれど、この工場さんは一発目から本当に丁寧且つ綺麗に仕上げてくれました。それは技術がとても優れていることと同時に、大畑さんが月日をかけて信頼関係を築いた大切な仲間だからなんだなぁと思いました。

大畑さんがご自身の大切な仲間に、私を紹介してくださり、協力してもらえるように頼んでくださって、今、この活動が実現できているのだなと思うと、大変有難くそして、緊張感が増しました。・・・か、必ず、成功させねばです!

今回スカーフを10柄つくりました。8名の闘病者やご家族・ご友人で構成されたメンバーです。そして2柄は私と娘の新作です。9月14日に開催しますワークショップで少し新作をご覧いただけたらと思っています。中国事情のあれこれもご興味ありましたらお話しますね。

ということで、お時間ございます方は、ぜひ会いに来てください。明日9月14日、とよのていねいシェア図書館(能勢電「ときわ台」駅から徒歩3分 駅前商店街おく)でお会いしましょう!※お申込みが必要です。コメント欄にURLがあります。(*このイベントは終了しています

【この女性の企画書から】

大野が「激しく同意(ネットでは禿しく同意って書くのか?(笑)」するのは「ボランティアではダメなんです」という点!なにより、がんを罹患された女性は、直截に申せば「生きていくために・治療の為に・おかねが必要」です。ボランティアはそこに触れることなく善意のお手伝いであり(それはそれで素晴らしいことですが)やはり、継続的に収益を生み、それが彼女たちに還元され、拡大発展していく本気の仕組みが絶対に必要だと思いますね。

私のブログの読者には ECサイトの運用に長けた人も大勢いると思われますし、またこのプロジェクトの為になりそうな知識をお持ちの方も多いと想像しています。そういう智恵出しをできる方、趣旨に共鳴して応援したいと思う方、この女性(榎原理絵さん・メール:rie.ebara@gmail.com)或いは大野までご連絡ください。あ、そこはボランティアで、是非(笑)

女性のがん患者に光を:デジタルテキスタイルの新しい試み(1)に戻ります。

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