- 2021-5-20
- ブログ
シュパーゲルの話(1) Spargelzeit -1-からの続きです。
「人生最高のシュパーゲルレストラン」・・・として、前回はネエッツェ(Neetze)という田舎の村のホテル Neetzer Hofをご紹介しましたが、そこと甲乙つけがたいレストランとして、今回はアルテスラント Altes Landの「Restaurant Ollanner Buurhuus」をご紹介します。ここも、前回と同じくホテルのレストランですが、大都市ハンブルクからのアクセスが良く観光地としても比較的メジャーなので、ホテルやレストランの数も多く(Neetzeには一軒だけ)、切磋琢磨の結果として全体のレベルは高いです。
↓↓ うっかり「一人前 500g」と注文すると、こんなボリュームが出てきます!
↓↓ そもそも「アルテスラント Altes Land」って何処だ?・・・これは日本人でもハンブルクに駐在した人以外にはあまり知られていないと思われます。エルベ川を挟んでハンブルクの対岸、町で言えば「Harburg、Buxtehude、Stadeを結ぶラインとエルベ川で囲まれた地域」ということになり、州はニーダーザクセン州です。独特なスタイルのファッハヴェルクハウスが印象的で、農業や果樹園、酪農が盛んな地域です。シュパーゲルの季節やフルーツの収穫期で天気のいい日には、自転車や徒歩でエルベ川の土手を散歩する人たちで賑わいます。ちょっと見辛いですが、地域のほぼ中央にある「ヨーク Jork」という町が中心になります。
↓↓ 下の写真がホテル「アルテスラント」Hotel Altes Landと、そのレストラン「Restaurant Ollanner Buurhuus」の写真です。「Ollanner Buurhuus」・・・低地ドイツ語(Platt)と思われ、Buurは Bauer、huusは “Haus”だろうと考えて「Buurhuusは Bauernhaus(農家)」と推測します。所謂フリース語 Freisischでここにオンライン辞書があります。
↓↓ アルテスラントとヨークの画像です。クリックするとスライドショーになります。
↓↓ “mit heisser butter und Bratkartoffeln” もちろん辛口白ワイン(笑)
↓↓ 地元産の生ハムです。
↓↓ 締めはこれも地元産のリンゴの蒸留酒で。
メニューはこちらからダウンロード可能です。トップの「シュパーゲルてんこ盛り」一皿のお値段をチェックしてみて下さい。また行こう!(笑)
シュパーゲルの話(3) Spargelzeit -3-に続きます