パフォーマンス・アドバイザリー

ニュースダイジェスト 2021年 5月 10日からの1週間 – 今週のニュースのうち、記事にするほどではないものを簡単に紹介します。今週は、新しい分析ソフトウェア、初の Indigo 35K、いくつかの新しい大判カメラの導入などがあります。

ハイデルベルグ社は、パフォーマンス・アドバイザー・テクノロジー(PAT)を導入しました。これは、AIをベースにしたプロセス・コンサルティング・ツールで、契約顧客の業務手順を改善するための具体的で分かりやすい指示を自動的に提供することができます。ハイデルベルグは、ハイデルベルグ・クラウドに人工知能モジュールを追加しました。ハイデルベルグ・クラウドは、現在世界中に 3,100社あるユーザーベースのうち、すでにクラウドに接続されている約 13,000台のハイデルベルグ印刷機と関連機器からデータを収集します。このモジュールは、これらの機器の現在の性能を記録する一連の測定値を監視し、異常を視覚化して、顧客にさまざまな提案を表示します。

ハイデルベルグ・デジタル・ユニットのデジタル・イノベーション部門の責任者であるトム・オールズナーは、次のように述べています。「この分野での我々の活動の焦点は、顧客のパフォーマンスを向上させることです。同時に、データ駆動型の新しいビジネスモデルの拡張性が強化されるというメリットもあります。」

Agfa is to work with Hybrid Software to develop new OEM products.
アグファはハイブリッド・ソフトウェアと協力して新しい OEM製品を開発することになりました。

Agfaは、Global Graphicsグループの一員となった Hybrid Softwareとの OEMパートナーシップを発表しました。Agfaはすでに Global Graphicsの RIP技術を使用していますが、主に Arkitex新聞ワークフローで使用しており、Adobe PDF Print Engineをベースにした主力の Apogeeや Asantiワークフローでは使用していません。

Agfa社のソフトウェア部門のグローバルヘッドである Andy Grant氏は次のように述べています。「Hybrid Softwareの提供により、Global Graphicsとの既存の関係を拡張できることを嬉しく思います。この提携は論理的な次のステップであり、既存の技術を基に、現在および将来の市場セグメントのために革新的で顧客志向のソリューションを開発する方法であると考えています」と述べています。

ラベル、セキュリティ、パッケージングソリューションを専門とする多国籍企業である CCL Industries社は、100台目の HP Indigoデジタルプレスを導入しました。この新機種は、カナダのモントリオールにある CCL Label Healthcare社の工場に設置されます。

CCL Industries社の社長兼 CEOである Geoffrey T. Martin氏は次のようにコメントしています。「当社は、パッケージング業界におけるデジタル印刷とワークフローの開発において、15年以上にわたって HPと協力してきました。HP Indigoの技術は、当社がグローバルに顧客や消費者とデジタルでつながるための重要な要素であり続けています」と述べています。

イタリアのベルガモに本社を置く Graphicscalve社は、新たに大判印刷部門を設立し、事業を拡大しています。オフセット印刷とデジタル印刷を行う同社は、最近、Costa di Mezzateに新たな拠点を取得し、高品質なインテリアデザインとビジュアルマーケティングのソリューションを生み出すための体制を整えました。これには、富士フイルムの 3台の新しいプリンターへの投資が含まれています。幅 1.6mのロールフィードプリンター「Acuity LED 1600R」と、その大規模な兄弟機である幅 3.2mの「Acuity LED 3200R」、そして「Acuity Select」フラットベッドです。

アラブ首長国連邦のラベル印刷会社である Sigma Labels社は、旭フォトプロダクツ社のフレキソ印刷用水洗装置 AWP-2530 AAを新たに導入し、同社の水洗式フレキソ印刷用プレート CleanPrint AWPの使用を開始しました。これにより、Sigma社は製版を内製化して時間を節約し、全体の生産性を月 750ジョブから 950ジョブに向上させました。同社は、Bobst M5 440mmとBobst Mx370mmのフレキソ印刷機を 2台所有しています。

イギリスのケント州にある家族経営のデザイン・印刷会社 Spectrum Graphics社は、既存の製品群やサプライヤーから受けていたサービスの問題を解決するために、Canon ImagePress C9010VPドライトナープリンターを導入しました。これにより、新たな市場への参入を目指すとともに、長期的なコスト削減を実現しました。

イギリスのオックスフォードに拠点を置き、オフセット、デジタル、大判のサービスを提供している印刷・デザイン会社の Digipress社は、Durst P5 350ハイブリッド大判カメラを購入しました。Digipress社のパートナーであるスティーブ・ジャクソン(Steve Jackson)氏は、P5のスピードによって新しいビジネスを獲得することができたと語り、次のように述べています。「P5は非常に汎用性の高いマシンで、非常に高いスピードで稼働し、素晴らしい品質と生産性を実現しています。この機械は非常に汎用性が高く、素晴らしい品質と生産性で非常に高速に稼働しています。」

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