誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(25):★★ノルトハウゼン Nordhausen -8-

★★ノルトハウゼン Nordhausen -7-からの続きです

旧市街(Altstadt)から北~北東の方向に歩き Oberstadtという地区を目指します。この町は駅から北の方向に緩やかな登り勾配となっており、この辺りは旧市街 Altstadtから更にもう少し高いところにあるので Oberstadtと呼ばれているのでしょう。

↓↓ この家は旧市街から Oberstadtに向かう途中、上の地図で言えば「プロムナーデ」とある縦長の公園の北側の道にありますが、その前に看板が立っています。

「ノルトハウゼンの平和的な革命二十周年 20 Jahre friedliche Revolution in Nordhausen」という看板には「19世紀半ばに、ノルトハウゼンの教師で指針式電信機の発明者でもあった Augst Krammerの私邸として建てられた。彼の死後、土地は麦芽製造者に相続された。

旧東独時代にはこの建物は『エルンスト・テールマン・ハウス』という名前が付けられ、社会主義統一党(SED)の地域本部の居所であった。1990以来、ここには商工会議所が入居している」とあります。

2009年 11月は、ベルリンの壁崩壊・東西ドイツの壁崩壊・SEDの支配体制の崩壊から 20周年にあたり、それおを引き起こした旧東独全土の平和的な市民運動のを記念して数々のイベントが行われました。ノルトハウゼンでも当時を記憶するために、集会やデモが行われた場所や教会等 8箇所の場所が指定され、解説看板が立てられました。


↓↓ Riemannstraseの緩い坂を北に進みます。こういう感じのブロック塀は旧東独時代に特徴的なものです。

↓↓ Riemannstrase

★★ノルトハウゼン Nordhausen -9- に続きます

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