- 2020-11-11
- ブログ
誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(13):アルテンブルク Meiningen -2- からの続きです
引き続きアルテンブルク(Altenburg)の街を歩きます。マルクトから、特徴のある Brüderkircheまで歩きます。
マルクト広場もきれいにリノベーションされています。ここに来るまでに廃墟になっていた建物がいくつかありましたが、統一前の旧東独は殆どの建物がああいう状態で、でもその中にはまだ人が住んでおり、混合ガソリンが燃焼する独特の臭いの排気ガスまき散らすトラバントが、二気筒エンジン特有のパタパタパタという安っぽいエンジン音をたてて走り回り、通りやマルクト広場には人出がありそれなりの活気のある街だったと思うのです。今の街は、きれいなリノベーションと引き換えに、そういう活気を失ってしまった・・・そんな気がするのです。それはこのアルテンブルグだけに限らす、一部の大都市を除いて殆どの中小の街に共通の現象と見受けられます。
↑↑ トラバントの排気音と排気ガスの動画です!
↑↑ これはアイゼンベルク(Eisenberg)という、かつてのザクセン・アルテンブルク公国の西半分の飛び地にある町の旧東独時代の動画です。冒頭3分くらい、および 33:00あたりから当時の町の様子が映っています。まあ、これをして「活気」と呼ぶかどうかは微妙なところですが(笑)・・・まあ、通りにはそれなりに人出もあり、生活感は感じられるでしょう。
↓↓ 下の動画は、同じ町の 2019年の状況が映っています。きれいにリノベーションされていますが、人出もまばらで、上の動画の「活気」「生活感」はさほど感じられません。
マルクト広場の西の方に、赤いレンガ造りの Brüderkircheが見えています。
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