- 2019-5-4
- ブログ
ハンブルクの「Speicherstadt 倉庫街」と呼ばれる一角に「Miniatur Wunderland ミニアトゥア ヴンダーラント(ミニチュア ワンダーランド)」というのがあります。その名前の通り「ミニチュアのワンダーランド」です(笑)
子供のみならず、大人でもワクワクするようなミニチュアの世界・・・というか、多分大人が(企画した本人が?(笑))ワクワクする世界をというコンセプトが先にあったような気がします。町が忠実に再現され、事故現場に救急車が急ぎ、火災現場に消防車が放水し、世界最大の鉄道模型ジオラマに列車が走り、空港では飛行機が発着し・・・と何時間いても飽きません。
数ある展示の中で、私のお気に入りは「ベルリンの壁」の歴史の再現とも言うべき7つのジオラマです。戦後の廃墟状態から、ソ連占領地区と西側占領地区がそれぞれ復興し、ある日突然その境界に壁が構築され、それが恒久的な分断施設となり、そしてそれが崩壊する・・・そんなドラマチックな光景が7つのジオラマで再現されています。