Nordhausen ノルトハウゼン:

ノルトハウゼン(Nordhausen)は、ドイツのテューリンゲン州にある、ハルツ山地南端に位置する人口約 45,000人の都市で、ノルトハウゼン郡の郡庁所在地です。かつて V2ロケットを製造していた地下工場に労働力を供給する為、ナチスの強制収容所 Dora-Mittelbauが近隣に設置された関係で 1945年 4月に英国空軍の猛爆撃を受け、大きな被害を受けました。戦後の復興では旧東独に属したこともあり、爆撃前の面影を再現するより効率を重視したと思われ、ちょっと残念な感じです。

ラートハウス(市庁舎)の建物。その前にはちょっとユーモラスな「ローランドの像」が立っています。ローランドは騎士の像で、権利や自由を象徴し、ここでは「帝国自由都市」として地域の領主諸侯の支配から独立して、神聖ローマ帝国直轄で都市の権利を謳歌していたことを示します。ドイツ北部や東部に多く見られます。


Doms zum Heiligen Kreuz Nordhausen(聖十字教会大聖堂)


St. Blasii-Kirche


社会主義時代のアパートには、このような「労働の喜び・幸福な家族像」を表現した壁画が描かれていることが多かったのですが、ここはリノベーションしてもそれをキープしているようです

芸術の家 Meyenburg

街の印象

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