- 2025-8-10
- ブログ
ドイツ・ポーランド国境をナイセ川・オーデル川に沿う形で北上してツィッタウから準最北のガルツまでたどり着きましたが、今回からは一転してウィーン界隈をご紹介します。
ウィーンから南下すること約 60km、途中アウトバーンを降りて少しばかり田舎道を走るとハンガリーとの国境に突き当たります。
ここは 1989年 8月に「汎ヨーロッパのピクニック」なるイベントが仕掛けられ、近くの町「ショプロン近郊」でキャンプ生活をしていた東独市民をオーストリアに逃がすという事件が起こった場所として歴史に名を残すことになりました。
この事件はその後 3か月ほど経った 11月 9日にベルリンの壁が崩壊する流れに結びついていきます。これに関しては私のこちらの記事とニュース解説を是非お読みください。
いまその場所は祈念公園となっています。あと通常「ハンガリー」と呼びならわしていますが、ハンガリー語では自国のことを「Magyarország」と呼びます。
こちらにもっと沢山写真をアップしています。
ウィーンへの帰り道はアウトバーンを通ります
これは別の日にウィーンからブダペストに行った時のものですが他に載せるところが無いのでここに掲載しておきます。地図でマークが付いているアウトバーン上のハンガリー・オーストリアの国境です。Viniette(ヴィニエッテ)というのは有料アウトバーンの通行切符のようなもので、一年有効の切符を購入して車のフロントガラスに貼り付けておくものです。
他にもウィーンからスロヴァキアのブラスティラヴァに行った時の国境も取ったはずなんですが・・・写真が出てこない、残念!