誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(79)★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -6-

★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -5- からの続きです

4つ目は Neues Torです。地図(クリックすると拡大します)で言えば3時の方向にあります。いや3時20分くらいか?(笑)

名前からすれば一番新しい門ではありますが、それでも 1630年、三十年戦争真っただ中に竣工しています。他の3つの門は概ね 1300年代ですから、まあ新しいっちゃ新しいですね。

他の3つが「外門」と「内門」の二重構造になっていますが、ここだけは外門がありません。老朽化の為 1852年に撤去されたとのことです。

ノイエストーア(新門:Neues Tor)は、ノイブランデンブルクの旧市街にある 4つの市門のうち、東側に位置する最も新しい門である。北ドイツのレンガゴシック様式で建てられ、中世のノイブランデンブルクの市壁の東側に位置している。ノイエストーアは、4車線の環状道路によって分断された城壁の公園を越え、カタリーネン通りとカタリーネンフィアテルに通じており、ノイブランデンブルクにある門前の広場のない唯一の門ある。

ノイエストーアという名称は、この門が 15世紀後半に 3つの門を持つ都市の要塞に追加されたという事実を反映している。当初、この門の複合施設は、正門、外門、縁石から構成されていた。ツィンゲルは、完成した翌年の 1631年にティリー包囲戦で破壊され、外門は老朽化のため 1852年に取り壊された。

正門の都市側(スターガルト門側も同様)には、都市に向かって祝福の意を表して手を差し伸べる 8人の崇敬する女性または天使の像がある。これらの像の正確な意味については何も知られておらず、さまざまな物語の題材となっている。(独語 Wikipedis

以上で4つの城門の紹介を終ります。書いていて、1990年の記憶が蘇ってきました。駐在地の上司と同僚との3人で旧東独をドライブしていた時、ロストックからベルリンに少し大回りしていく途中で、林に囲まれた町と思しき場所があり、運転しながら横目でその方向を流し見していたら美しい城門が見えたので、思わず車を停めて撮ったのが下の写真です。若いなあ、写真が・・・36歳ですからね(笑)

★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -7- に続きます

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