- 2022-8-20
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★★★ザールフェルト Saalfeld/Saale -6- からの続きです
Brudergasseの緩い坂を上っていくとかつてのフランシスコ派の修道院が見えてきます。現在は市の博物館としてザールフェルトの町や地域の歴史に関する物や情報を収集・保存・研究し、展示で伝えています。時代的には、石器時代のザールフェルト地域の開拓から、中世の町の創設、そして現代に至るまで、幅広い内容が展示されています。
聖ヴェロニカが描かれた祭壇があります。宗教画は深掘りするといろいろ出てきますね~!
「ヴェロニカ(Veronica、生没年不明)は、カトリック教会・正教会の聖人。
祝日は7月12日と2月4日。
言い伝えによると、ヴェロニカはベレニケ(Berenice)ともいい、エルサレムの敬虔な女性であった。彼女は、十字架を背負いゴルゴタの丘へと歩くキリストを憐れみ、額の汗を拭くよう自身の身につけていたヴェールを差し出した。キリストは彼女の申し出を受けて汗を拭き、ヴェールを彼女へ返した。すると、奇跡が起こった。ヴェールには、キリストの顔が浮かび上がっていたのである。この伝承から、絵画や彫像の聖ヴェロニカは、聖顔布を手にした姿で表される。」(Wikipedia)
思い出したのでメモ代わりに・・・下左はヨハネの首を所望するサロメ、下中はホロフェルネスの首を切り落とすユディト(いずれもクラナッハ)、そのユディトをクリムトが描くと、この恍惚の表情・・・コワ~ッ(笑)
ザールフェルトの戦い:1806年10月10日、プロイセン・ザクスン軍がザールフェルト付近でフランス軍と戦った。この戦いは第4次連合戦争(1806年〜1807年)の一部であった。(独語 Wikipedia)
↓↓ Saalfeldで生産されていた工業製品も展示されています。
★★★ザールフェルト Saalfeld/Saale -8- に続きます