- 2018-5-6
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東西ドイツが統一されたとき、殆どすべての規格や規則は、当時の西ドイツのものに合わせられましたが、数少ない例外として残ったのが「歩行者信号機のシンボルマーク」です。Ampelmännchen (アンペルメンヒェン:信号の小人)と言われるシンボルマークは、東ドイツのほうが可愛いということで保存を望む声が東西ドイツで巻き起こり、結果としてその声が届いて今日に至っています。確かに西ドイツのものより可愛い(笑)。今ではそのグッズがベルリンの代表的な土産物になっています。
Von AMPELMANN GmbH – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, Link
Von Abenteurer Morane – Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link
もう一つ、東側の規則が生き残ったのが「赤信号でも右折OK」の緑の矢印。これは統一前の西ドイツには無かったのですが「この方が合理的」とのことで採用されたものです。
因みに、Ampelmännchen (アンペルメンヒェン)グッズのショップは下記の Unter den Linden の旗艦店ほか市内の便利なところにいくつかあります。検索してみてください。