- 2018-2-11
- Nessan Cleary 記事紹介
Xeroxは先月EFI Connectイベントで新しいデジタルフロントエンドを発表しました。これは、EFI自身のFiery DFEと、EFIが昨年 Xerox から買収したFreeFlow Print Serverのものを組み合わせたものです。
(EFIのFiery FS300 ProにはCommand Workstation 6が付属しています)
Xeroxはこれまでデジタルプリンタの顧客にさまざまなフロントエンドを提供してきましたが、今回の販売はEFIがすべてのユーザーに適した単一の統一DFEを開発するためのものでした。この2つの間にはパフォーマンス面での違いはあまりありません。インターフェイスの問題とそれが動作する方法の問題です。
このため、新しいDFEは、EFIのFiery Command WorkStationをベースにした、標準化・単純化されたデジタルワークフローとなり、さまざまなプリンタに単一のインターフェイスを提供します。当然のことながら、最新のFiery技術を搭載できるメリットがあり、高速のRIP(Rapid Raster Imaging Processor)速度、シームレスなオートメーションの統合、高度なワークフロー効率と生産性を提供するとされています。単一または複数のジョブの処理速度を最適化するEFIのHyperRIPテクノロジを使用しています。また、金、銀、透明のドライインク機能を備えたカラーマネジメントツールも含まれているため、より価値の高いアプリケーションのためにメタリック効果と触覚的な装飾を実現します。
EFI Fieryの上級副社長兼ゼネラルマネージャであるToby Weiss氏は、次のようにコメントしています。「2017年のFFPS技術の買収でXeroxと協力することは、長年のパートナーシップで新たなレベルの協力関係となることを示しています。そしてそれをもたらした新しい技術にワクワクしています。」