ローレライ

折角なので、泊まったボッパルトからフランクフルトに向かう列車の車中から撮った「ローレライ」の動画をアップしておきます。水面すれすれのところにある小さな白い看板に LORELEY と書いてあるのが見えます。私が駐在しいていた1980年前半にはカタカナで岩に直接「ローレライ」と書いてあったことがありますが、流石に違和感があり顰蹙を買ったのでしょうか、いつの間にかなくなりました。ちなみに中国語では「罗蕾莱」と書くようです。

言い切ってしまえば「単なる岩山」ですが、この上に少女(魔女?)が住んでいて、その美声の歌声に聴き惚れるいると操船を誤って座礁や衝突してしまうという伝説で知られています。おそらく、このあたりで川幅が狭くなり流れが速くなったり、カーブしていたり、見えにくい岩礁があったりと、難所だったのでそういう形で警告していたのでしょう。

下記はYouTubeにアップされていた、夏のライン下りの船から撮ったと思われるローレライです(音楽付き)。ドイツ人に言わせれば「日本人は皆ローレライの歌を知っていて歌える。何故なんだ?」と不思議がられます。私も大学のドイツ語の授業は、いつもサボって中国遊戯に興じていた口ですが、この歌を習ったことだけは何故か覚えています(笑)

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