- 2025-12-3
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ブランデンブルク Brandenburg an der Havel -1- からの続きです
ベルリンの西方には数多くの湖や川が流れています。「都市は川沿いに出来る」と言われますが、湖沿いにできるとは言われませんね。やはり水運の隘路にはなんらか動きが停滞する、拠点となるような場所が出来るのでしょうね。この地図では判然としませんが、ブランデンブルクはそういう場所にあります。
上の地図をもう少し寄るとこうなります。クリックすると拡大しますが、町は実は大きく3つの部分に分かれています。「聖ペテロと聖パウロの聖堂」というのが見える聖堂島(Dominsel)、その南にある新市街(Neustadt)、その対岸にある旧市街(Altstadt)です。
余談ですが、これはストックホルムの地図です。「都市は川沿いに出来る」「湖沿いはできない」?・・・なにやらよくわからないですね(笑)
泊まっていた AirBnBの最寄り駅 Charlottenburgから RB1に乗り込みます
ここは有人駅で店もあってホッとしますね。駅の構内にある石碑は 第二次世界大戦中にドイツ・ブランデンブルク(Brandenburg)で処刑されたフランス人レジスタンス/鉄道員(Eisenbahner)たちを追悼する記念碑 です。
■ フランス語部分
Le souvenir des morts est vivant dans le cœur de nous tous pour la paix et l’amitié entre les peuples.
(亡き人々の記憶は、すべての人の心に生きており、諸民族の平和と友好のために。)
■ ドイツ語部分
Zum ehrenden Gedenken an die französischen Eisenbahner …
Von Faschisten am 13. September 1944 in Brandenburg ermordet …
Den Toten zum Ruhme! Den Lebenden zur Mahnung!
(フランス人鉄道員たちを称えるために …1944年9月13日、ブランデンブルクでファシストにより殺害された …死者に栄光を、生者に警鐘を!)
🕊 概要と歴史的背景
刻まれた名前は フランス人鉄道員(Eisenbahner)。彼らは ナチス占領下でレジスタンス活動に関与したとして逮捕され、1944年9月13日、ブランデンブルクの処刑場(おそらく旧・Brandenburg-Görden刑務所)で処刑された。戦後、フランスとドイツの和解の象徴として、この記念碑が設置された。この一帯(Brandenburg an der Havel)は、ナチス時代の処刑の中心地の一つで、フランス・ベルギー・オランダのレジスタンス構成員も多くここで命を落としました。
ブランデンブルク Brandenburg an der Havel -3- に続きます



































