国境あちらこちら(17):ドイツ・ポーランド国境 グレンツドルフ Grenzdorf(1)

さてここはもうポーランドのシュチェチン(Szczecin)、かつてのドイツのシュテッティン(Stettin)のすぐ近く・・・地図はクリックすると拡大しますが、シュチェチンとドイツがのあるレックニッツのちょうど真ん中あたりに南北に走るちょっと太い線・・・これがドイツ・ポーランド国境です。シュチェチンからもう 10kmくらいのところです。

これはその近辺に拡大地図です。クリックすると拡大します。

まず「E」のあたり・・・

ドイツ・ポーランド国境って概ねこんな感じです。これは両国がシェンゲン協定に加盟する前の 1992年の写真ですが、特段の金網や監視塔があるわけではありません。まあ、密入国したとしても仕事や住居を探す際にはパスポートや証明書が要りますからね。簡単に密入国とはいっても、それを支える裏組織が無いと一般人にはハードルは高いのです。

次に「A」の Löcknitzですが・・・一番上の地図で pasewalkと Szczecinの間にある駅(村)です。

時刻表はクリックすると拡大しますが Pasewalkから Szczecinまではドイツ鉄道(DB)の直通列車があり 40分足らずです。Löcknitzは Szczecinから二つ手前の駅ということになります。ここからはもう 25分です。

この列車(RE4)や駅に居て、その辺の人達の会話に耳を傾けると「ほぼポーランド語」です。中には(最近では)ウクライナ語やロシア語もあるかもしれませんが、ドイツ語とは明らかに違うスラブ系の言葉が聞こえてきます。

左の写真はこのあたりに限らず、広くヨーロッパに分布している「ヤドリギ Weissbierige」です。冬になると寄生している樹木の葉っぱが落ちるのでこういう形で目立ちます。

ドイツ・ポーランド国境 グレンツドルフ Grenzdorf(2)に続きます

関連記事

Diener Precision Pumps KNF
JETIC株式会社 SITECH
ImageXpert Ricoh
Konica Minolta Epson
Advertisement Area
ページ上部へ戻る