国境あちらこちら(8):ポーランド・チェコ国境

町の中を川が流れていたのが、その川が国境になってしまったので町が二つに分かれてしまった・・・そんな事例はいくつかあります。ナイセ川で分けられたドイツのゲルリッツ(Görlitz)とポーランドのズゴレジェッツ(Zgorzelec)、オーデル川で分けられたドイツのグーベン(Guben)とポーランドのグービン(Gubin)

・・・そしてここはオルザ川で明けられたポーランドのチェシン(Cieszyn)とチェコの(Český Těšín)です。更にここから 30km程東南に「ポーランド・チェコ・スロヴァキア三国国境点」があります。
チェコからポーランドに入るところ

振り返ってチェコ側を見たところ


更にここは第一次世界大戦前はオーストリア領だったので、当時走っていた路面電車にはドイツ語の表記があります。

チェコ側の町の様子はこんな感じ!雨のせいもあってちょっと活気に乏しい印象です。通りの名前は二か国語併記となっています。サムネイル写真はクリックするとスライドショーになります。

ポーランド側はこんな感じ!商店や教会が軒を並べる緩い坂道を上って行った先にはマルクト広場があります。分割される前の町の中心はこちら側だったようです。博物館があって町の歴史を物語る様々なアイテムが展示されています。ここではオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ2世やシシィは支配者として嫌われてはおらず、肖像画などがむしろリスペクトを持って展示されています。

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