ドイツ放浪記(32):Benno B. 居心地のいい居酒屋

旧東独の誰も知らないような小さな町の居酒屋は絶滅してしまったか、多くは絶滅の危機に瀕しているんだけど、ここは流石に州都だけに人口も多く居酒屋も選択肢がある。いつもはお城のある旧市街の方を歩くんだけど、今日は線路を挟んでその反対側の地区を歩いてみて見つけた店に入ってみた。集合住宅の角にある「Eckkneipe(エッククナイペ):英 coner pub)・・・「角の居酒屋」というカテゴリーかな。

まだ時間が早いのでお客は2人だけ・・・でも、彼らは既に呂律が回っていな(笑)フレンドリーな店主の Bennoにビールを注文、Rostockの地ビールを…そういえばここは旧東独を再編する際に Rostockと州都を争って、人口が少ないにも関わらず勝ったんだったよな!

暫くするといろんな常連さん達が徐々増えてきて…なんと、ロシア空軍のパイロットまで!おい、アンタ、こんなところに居ていいのか?ウクライナの近くを飛んでるんじゃないのか?…これは昨日の祝日の仮装だそうで、どうせ今日は金曜日で仕事も休みなのでまた着てきたらしい( ^ω^ )

なんと、このロ軍のパイロット君は日本のアニメの大ファンらしい!ハイテク電子機器はダメになった日本は文化輸出で食っていけるかも(笑) 独日露という、この店でしかあり得ない同盟関係が成立(笑)そこに、この街の劇場の劇団員とかいう LGBTさんが加わり、常連の酔っ払いが加わり…最後は全員に Schnaps を奢って楽しく店を出た!Bennoっいうオーナー店主…彼は只者ではないな…アホな酔客達をもてなす優しい立居振る舞いの向こうに教養を感じた。教養って、知識をひけらかすだけがそれじゃないんだよね…次回、他の酔っ払いが来る前に話を聞きに来てみたいな…そんな放浪!

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ちなみに tripadvisorにはこんなコメントが・・・(笑)

This is a gay-friendly pub – not a restaurant!
Very friendly owner. Good beer, well-served. Mixed clientele, mainly gay (except on darts competition night, when there were lots of women darts players – don’t know if they were gay or just liked being in a darts team!) Always very smoky (we were the only non-smokers there on all three visits).
ここはゲイ・フレンドリーなパブで、レストランではない!
とてもフレンドリーなオーナー。ビールが美味しく、サービスが行き届いている。客層はゲイを中心とした混合客(ただし、ダーツ大会の夜は女性のダーツプレイヤーが多かった。)いつもとても煙い(3回とも禁煙者は私たちだけだった)。

Gay-Friendly, Decent Beer
Needless to say, people don’t flock to Schwerin for the nightlife and there isn’t a gay scene to speak of (that’s what Hamburg is for). But Benno B is a decent enough bar, with reasonably-priced drinks and a friendly clientele. You can smoke inside and snacks are available.
ゲイフレンドリー、まともなビール
言うまでもないことだが、シュヴェリンにはナイトライフを楽しむために人が集まってくるわけではないし、ゲイ・シーンがあるわけでもない(それはハンブルクの話)。しかし、Benno Bは、手頃な値段の飲み物とフレンドリーな客層を備えた、十分まともなバーだ。店内ではタバコも吸えるし、スナックもある。

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