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ドイツ:領土の変遷 「失われた故郷:Die verlorene Heimat」
ドイツ人の意識の中では、1871年に成立したドイツ帝国の領土が「概ねドイツ本来の領土」という意識があるように思われます。 第二次世界大戦の結果、ドイツ帝国はその領土を大きく失い、東西に分割され、それがまた統…詳細を見る -
ドイツ:領土の変遷「ドイツっていったいどこのこと?」
四方を海に囲まれた日本の領土は、周辺の島の領有権を別とすれば、概ね明確ですが、隣国と陸続きであるドイツの領土はかなり複雑な経緯で今日があります。ドイツって、いったいどこを指すんでしょう? そもそも「ドイツ:Deut…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Zum Nußbaum(ツム・ヌスバウム :居酒屋「クルミの木」)
ベルリンの中心部、ブランデンブルグ門から徒歩でも20分くらい、博物館島の東側にあるニコライ協会の周辺は「ニコライフィアテル」と呼ばれ、歴史的な居酒屋が集まっています。この Zum Nußbaum もその一つ。空襲で破壊さ…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Forschungs- und Gedenkstätte Normannenstraße(国家保安省Stasi博物館)
旧東独の国家保安省 Ministeriums für Staatssicherheit (MfS, Stasi シュタージ) の本部の建物が博物館として公開されています。シュタージのトップ Erich Mielke エ…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Denkmal für die ermordeten Juden Europas(欧州で殺されたユダヤ人の碑)
ブランデンブルグ門の南、アメリカ大使館に接した広大な敷地に、無数の四角く切り揃えられた大きなコンクリートの直方体が並べられています。ヨーロッパで殺害されたユダヤ人の碑です。碁盤の目のように縦横直角に並べられていますが、背…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Bahnhof Berlin-Grunewald Gleis 17(グルーネヴァルト駅17番線)
f1942年1月20日、ベルリンのメッセ会場のすぐ南、高級住宅街の一角にあるSバーンのグルーネヴァルト駅の外れ、17番線は、ナチス政権下でユダヤ人たちが各地の収容所に送られるための移送列車に乗せられた場所です。今も残るホ…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Haus der Wannsee-Konferenz(ヴァンゼー会議を行った屋敷)
1942年1月20日、ベルリンの南西部にある湖「ヴァンゼー」、ベルリンの中心部よりポツダムに近いこの湖のほとりにあるこの邸宅にナチス高官15名が集まり、「ユダヤ人問題に関する最終解決」として、ヨーロッパ各地のユダヤ人の移…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Deutsch-Russisches Museum Berlin-Karlshorst (降伏博物館)
ベルリンの東方、カールホルスト地区にある「ドイツ・ロシア博物館」ですが、第二次世界大戦の降伏文書の調印が、元はドイツ軍将校向けのカジノとして1930年に建てられたこの場所で行われたことから、別目「降伏博物館(Kapitu…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Hohenschönhausen(ホーエンシェーンハウゼン刑務所跡)
映画「よき人のためのソナタ」や、旧東独を舞台とした映画によく登場する、旧東独の国家保安省の刑務所です。抑圧的な体制の刑務所で、ナチスの収容所とはまたちょっと違った「おどろおどろしい感じ」があります。 Von A…詳細を見る -
ベルリン:裏裏ガイド Treptower Park(トレプトウ公園)
公園自体は戦前からありましたが、戦後広大な敷地を改造し、ソ連の戦没兵士記念碑やモニュメントが建てられたところです。左右対称のゲートのような一対の碑の向こうに、革命や社会主義を讃える石碑群と公園が続き、一番奥に剣を持った巨…詳細を見る