ドイツ放浪記(26):とある教会での会話

St.Johannes という、この辺りにしては小さめな教会…一般的な教会は「Schiff」という身廊が3つあって真ん中の一番大きい身廊の端と端に Chorと呼ばれる祭壇とオルガンが対峙する・・・祭壇とオルガンを結ぶ線(軸)に対して左右対称が殆ど。が、ここのは傍廊というのがひとつで左右非対称とちょっと変わった構造だね!

…なんてことを、同年代くらいの管理人の女性と話していたら「英語の解説があるわよ」とパンレットをくれようとした。

「いや、ドイツ語のを頂戴、St.Johannis を St.John と書かれてもピンとこないので(笑)」
「子供の頃はソ連陣営だったから学校で英語を習わなかったの、だから英語はできないのよ!」
「あ、じゃロシア語は習ったんだよね?」
「授業はあったけど好きじゃなかったわ・・・」…なんて会話!

ソ連の話からウクライナの話になり…「ウクライナ難民はこの町にも多いの?」「大勢いるわ、でも学校や住宅や仕事など色々と大変!2015年の難民のラッシュと時はメルケル首相が暖かく受入れる政策をとり、自分達も教会総出でいろあろと助けたものよ。いままたその時以上の難民の波でもう限界に来ているわ」…そんな放浪!

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