【予告】法政大学 岡本慶子先生の講義

3月に法政大学経営学部の岡本慶子先生の、大変興味深いオンライン講義が2件ありました。大学での公開講座「キモノが伝統になるとき」と、デジタルテキスタイル研究会での「最先端技術が日本の伝統に変わる時」・・・私は日程の関係で後者のみを聴講したのですが、期待を上回る素晴らしい着眼点に「これだ!」と感動したものです。

「キモノという商品」が伝統衣装として定着していく際に、買い手・着る人としての顧客と作り手としての職人の間に「顧客が満足する商品を企画する機能を持った『室町商人』」という存在が有った・・・この室町商人の機能を解き明かすことで、現代にも通じる「商品企画」の原点に迫る名講演でした。

それはテキスタイルに限らず、あらゆるものの「商品企画」とは何か?の本質に迫る話で、ともすると技術に偏りがちな日本企業・販社と本社を分けてしまい本社に残る商品企画が機能していない大企業に大きな気づきを与えるものと思います。

現在、日程を調整中ですが、乞うご期待!

↓↓下記の日付は講演のあった過去の日付です

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